■デンマーク代表 モアテン・オルセン監督
1‐1の状態をキープしつつ、もうちょっとツキがあれば、あの(ヤコブ・)ポウルセンのシュートがポストの内側にいっていれば、話は変わっていたかもしれない。何を言っても“たられば”になってしまう、今日の試合もポルトガル戦も。しかし、このチームには将来がある。それは疑いようがない。今日は相手にボールを持たせ過ぎたので、疲れてしまった。素晴らしい大会にした選手たちには賛辞を贈りたい。勝敗を分けたのは僅かばかりのディテールの差だった。
■ドイツ代表 ヨアヒム・レーヴ監督
予想していた通り、難しい試合になった。前半、我々は幾つかあったリードを広げられるチャンスを決められず、逆にセットプレーから追いつかれてしてしまい、苦しい立場に立たされた。しかし後半は、ボールを大事にし、円熟味のあるプレーを見せ、試合をコントロールした。これが3、4年前だったら勝てていなかっただろう。
これまでギリシャと試合をした事はなかったけれど、とうとうその機会がやってきた。彼らが、あの強かったロシアに勝つとは誰も思っていなかった。彼らは大会を通して3、4回しかチャンスを作っていないはずだけど、そこから3ゴール決めている。彼らこそ効率の王様だよ。