CHALLENGE デザイナーに課せられるテーマをチェック!

「プロジェクト・ランウェイ オールスター2」(全14回)

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最終回

オールスター最終決戦!

“ Finale: Go Big Or Go Home ”

ファイナルに残った3人に課された最終テーマは「4日間でミニ・コレクションを作り、ショーを披露すること」。予算は3000ドル、テーマも音楽も何着出すかも各自に任せられるが、作業期間の短さにデザイナーたちは驚きと焦りが隠せない。一度ホテルに帰って作戦を練った3人はムード・ファブリックへ。ワークルームに戻ったところでキャロリンがやってくる。さらにこれまで脱落したデザイナーも姿を現わして……。
Guest Judges|ゲスト審査員

リヴ・タイラー
女優
リヴ・タイラー

マルゲリータ・ミッソーニ
モデル / 女優
マルゲリータ・ミッソーニ

episode12
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Check The Runway 優勝者と脱落者の作品をチェック!
WINNER&LOSER アンソニーのコレクション写真はこちらエミリオのコレクション写真はこちら ウーリのコレクション写真はこちら
ついにオールスター・シーズン2の優勝者が決定しましたね! おめでとうアンソニー!! 今シーズン、最も優勝回数が多く、一番の有力候補だった彼。エミリオ、ウーリのコレクションも素晴らしかったですが、やはり彼の実力は抜きん出ていたようです。
持ち味を活かしたグラフィカルなコレクションは、たった4日間で仕上げたとは思えないほどの完成度。「明暗の微妙な境界線でバランスを取っている人生」というテーマどおり、デザインにはアーティスティックな視点が満載でした。直線的に配した色とライン、近未来的でどこかレトロなシルエットなど、一見シンプルに見えるアイテムにも計算されたバランスが。エミリオ、ウーリのコレクションは比較的キャッチーだったのに対し、アンソニーの作品には秘められた美があったように思います。削ぎ落とされた美しさは、女性の内なる魅力を引き出してくれるよう。そんな一歩先ゆくモードが彼のコレクションには表れていました。
さて、とはいいつつも、みなさんにもそれぞれ応援していたデザイナーがいたのではないでしょうか? 私は、ずばりウーリ! 彼女の人柄、服づくりへの姿勢、ファッションセンスなど、すべてが魅力的で、その最たるものが作品だったように思います。コレクションは、ひと夜の夢を見させてくれるドリーミーなアイテムばかり。ファーやレースのディテール使いが最高で、どんな服にも繊細な煌めきがありました。彼女にはぜひ、これからブランドデビューして欲しいもの。この世界観をそのままに、さらにバリエーション豊かに、そしてお求めやすいプライスで(笑)、ご検討をお願いします。
RIE MAESAKA

Editor's PROFILE

RIE MAESAKA
出版社勤務後、独立。フリーランスのエディター&ライターとして、モード誌や女性誌のWEBサイトを中心に、ファッションやセレブ、ライフスタイルにまつわるページを手がける。おしゃれ古着プロジェクト「セカンドクローゼット」も発足。愛猫との日々を綴った猫ブログも好評連載中。