正義感が強く、直感的な洞察力と観察眼を持つ。
2年前、凶悪犯である赤松（ユースケ・サンタマリア）を自らの銃によって殺害したことで強いトラウマを抱え、ボスである本木からの指示のもと、カウンセリングを受け続けている。いつもは気丈にしているが、銃を構えた時、ふと赤松の顔がよぎり、手が震えることも。
強いリーダーシップを発揮しつつも、捜査対象者の過去に深く寄り添いながら、真実を解き明かしていく。

百合の同僚。時折見せるシニカルなキャラクターが持ち味。
事件解決を急ぐあまり、時に感情的になり、暴走することも。誰よりも優しいくせに、誰よりも照れ屋のため、チームにとってはめんどくさい一面もある。
ある時百合に「芝居がかっている人が嫌い」と言われ、自分のことなのではないかと不安に駆られる。今でも妻とは別居中だが、いい女を見ると顔がゆるんでしまう。

チームの指揮官であり、頼れるボス。メンバーからは「代理」と呼ばれ親しまれている。常に部下思いで、自分の立場よりも部下の熱意に寄り添う男である。
そんなボスが若かりし頃初めて逮捕したヤクザの構成員だった男が30年以上ぶりに出所したことがきっかけとなり、本木自らの希望でとある未解決事件を追うことに。プライベートでは離婚後、疎遠となった娘に誕生した孫娘に会いたいと願っている。