UEFA EURO 2012TM（サッカー欧州選手権）は17日、“死のグループ”として大会前から注目を集めたグループBの決着がつく。ここまでまさかの2連敗を喫したオランダ代表は、ポルトガル代表に2点差以上で勝利したうえ、ドイツ代表がデンマーク代表を破ることが、唯一の決勝トーナメント進出の条件となる。

この厳しい状況を前に、ベルト・ファン・マルヴァイク監督もメンバー変更を示唆しているが、ここまで2試合に先発出場したMFアフェライは、強豪同士の対戦に胸を躍らせた。

「ポルトガルとの試合はスペクタクルだ。彼らは偉大なチームだ。個々の選手が極めて高い能力を有している。中でも攻撃陣は、スピード、パワー、ゴール能力と三拍子揃っている。だが、僕達オランダも実力では決してひけをとらないはずだ」

アフェライはまた、ポルトガルは守備的な戦術は採用しないとの、希望的ともいえる予想を展開した。

「彼らにとってはドローで十分だ。だが、僕にはポルトガルは引き分け狙いのプレーができるようなチームには見えない。一方、僕らは少なくとも2点差を付けて勝たなければならないので、とにかくゴールを目指さなければならない。それゆえ、オープンな展開になるのではないかと思っている」

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