
UEFA EURO 2012TM(サッカー欧州選手権)で2000年大会以来の優勝を目指すフランス代表に、12年前のチームの大黒柱であるジネディーヌ・ジダン氏が太鼓判を押した。
フランス代表はここまで、先月27日にアイスランド代表を3‐2で振り切り、31日にもセルビア代表に2‐0で快勝すると、5日にはエストニア代表を4‐0で粉砕。最終調整のテストマッチで3連勝を飾ると共に、公式戦での無敗記録を21試合に伸ばし、申し分のない状態で今大会を迎える。
ジダン氏は、今シーズンのクラブチームで入団以来最高の1年を過ごした、バイエルン・ミュンヘンのMFリベリおよびレアル・マドリードのFWベンゼマの存在があれば、フランス代表は上位進出できると信じているという。
「今のフランス代表には、ポジティブな結果を残すための戦力が整っている。とりわけリベリとベンゼマは素晴らしい状態にある。彼らは目覚しい活躍を見せることができるだろう」
とはいえジダン氏は、11日に行われるイングランド代表との大会初戦は難しい試合になることを予想した。
「フランスが大会で良いスタートを切れることを願っている。だが、イングランドは決して簡単な相手ではない」
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