今大会最後のポーランド滞在日となった準決勝ドイツ対イタリア戦当日、ワルシャワ最大の国立公園であるワジェンキ公園に行ってきた。
ポーランド最後の王の命により1766年から30年もの歳月をかけてつくられたこの公園内には、王の夏の離宮として建てられたワジェンキ宮殿(水上宮殿)が水面にその優雅な影を投げかけている。

公園内には樹齢100年超の大木が連なる自然が広がり、野生のリスや野生の孔雀らが生息している。


また大きなショパン像を象徴とする同公園では、野外ショパンコンサートと称してピアニスト達がショパンの曲を奏でるイベントが1959年より毎夏行われている。座るとショパンの曲が流れるという噂のショパンベンチを見つけると、熱々のカップルがショパンをBGMに撮影会を繰り広げていた。
移動尽くしの日々の合間に大自然に触れ、心身共に癒されたひと時だった。いよいよ大会も大詰め、明日からはまた「何でもあり」の国ウクライナだ。
