#1 胸騒ぎの一日Aftershock
ヴァイオレットは、アルコール依存症で家を出たエドが、22年ぶりに娘デブラに会い謝罪するのを助けようとする。だが臨月のデブラは父に積年の恨みをぶつけ、それがきっかけで破水する。アディソンはサムのプロポーズを断ってジェイクと付き合い始めたものの、嫉妬深くなるなど、心が不安定な状態に。ピートは予備審問の法廷に現われず、逮捕状を発令される。ヴァイオレットは彼が保釈の身で逃げたと考えるが……。
#2 燃え尽きた命Mourning Sickness
ピートの遺言状が開封され、彼の希望にしたがって明るい追悼パーティーが開かれることに。ヴァイオレットはパーティーでクーパーに、「私に何かあったらルーカスを引き取って」と頼み込む。アディソンはジェイクと一緒に住んでいることをサムに言っておらず、サムはパーティーでその事実を初めて知らされる。シェルダンは、患者で小児性愛者のニックが「自殺する」と言い出したため、クリニックを出られずにいたが……。
#3 悲しみにたたずんでGood Grief
妊娠12週になるシャーロットは、ERのピートの欠員を自力で補っていたが、ついに代わりの医師を雇う決意をする。サムはシェルダンの健康診断の際、内緒で前立腺特異抗原検査をしていた。その結果、彼に前立腺がんの危険があることが分かる。一方アディソンは、自分の過去を話せばジェイクに嫌われるかもしれないと考え、マークが死んだ悲しみをジェイクに隠していた。ジェイクは彼女の力になろうとするが……。
#4 嵐のERYou Don't Know What You've Got Till It's Gone
ERに、ピートの後任として医師ジェームズ・ピーターソンがやって来た。その後、雨で自動車事故が多発したせいでERに患者が多数運び込まれ、クリニックの医師たちは皆呼び出される。臨月のパムと夫のトッドは連れ立って来るが、トッドの足が動かなくなり、2人でERに入ることに。トッドはこれまでも妻の出産の度にさまざまな神経症状が出ていたが、ジェームズは今回の症状が精神的なものではないと直感し……。
#5 カメラ越しの真実The Next Episode
サムがリアリティ・ショーのパイロット版に出演することが決まり、テレビ局の取材班がサムに密着する。そんな折、サムの母ディーが、上司で友人のレイモンドとその妻を連れて病院を訪れる。レイモンドの体調が良くないため検査に来たのだが、サムは母とレイモンドが不倫しているらしいことに気付き……。一方、ヴァイオレットは病院で行方不明になったサラについて、全国放送で捜索を呼びかけてほしいと取材班に頼む。
#6 母の強さApron Strings
8カ月間音沙汰のなかったヘンリーの生みの親ジュディが、突然ヘンリーに会いに来ると言ってきた。アディソンは動揺しながらもヘンリーをジュディに会わせる。そんな中、アディソンの元患者ショーンが、彼女を訴える。ショーンは、妊娠中に胎児を二分脊椎症と診断し子宮内手術をしたアディソンを「主治医として中絶するよう言うべきだった」と責める。また、病院ではアディソンの恩師ヴィヴィアンが入院するが……。
#7 幻との対話The World According To Jake
ジェイクにプロポーズを承諾されなかったアディソンは、その件に触れない約束で同棲生活を続行。一方ジェイクは、想像の中で亡き妻リリーと対話していた。そんな中、彼の娘で20歳のアンジェラが、親子ほども歳の離れた大学教授イーライと付き合っていることが判明する。ロンとデイナのカウンセリングをするヴァイオレットは、失踪したサラの生死も分からないまま、どうカウンセリングしてよいか迷っていたが……。
#8 三つ子ダイアリーLife Support
三つ子を妊娠したシャーロットとクーパー。妊娠8週目から順を追って、夫婦が出産に臨むまでを追う。まだピートの死を乗り越えられずにいたヴァイオレットは、遺族グループで知り合ったギャビーと聖アンブローズで出くわす。ギャビーの脳死状態の恋人アリーが病院に入院しているのだ。ヴァイオレットはアリーが目覚める可能性についてアメリアにコンサルを頼むが、「目覚める可能性はゼロ」という答えが返ってきて……。
#9 きっと大丈夫I'm Fine
シェルダンに前立腺ガンが見つかり、それを知った元妻ローラは彼のもとを去っていった。その後、シェルダンは乳ガン患者ミランダと出会い、親しくなる。一方、ERで行方不明になった少女サラは依然として見つかっていなかった。シェルダンは当時病院にいた小児性愛者のニックを疑ったことを後悔し、彼からの信頼を取り戻したいと願っていた。その矢先、ニックがシェルダンを訪ね、「女性と付き合いだした」と告げるが……。
#10 ベッドからの眺めGeorgia On My Mind
妊娠27週目に入ったシャーロットは早産を防ぐため、体を傾けた状態で寝たきりの入院生活を送っていた。未熟児で産まれた娘と対面もできずにいら立ちが募る彼女は、ステファニーを専属看護師に指名して頻繁に呼び出す。一方、未熟児の娘は呼吸器を外せるまでに回復するが、RSウイルス肺炎と判明し、再び呼吸器をつけることになる。妊娠31週目。シャーロットは見舞いに来たメイソンの腕に噛み痕を見つけて……。
#11 恋の資格Good Fries Are Hard To Come By
断薬2年目のアメリアは、アパートに引っ越してひとり暮らしを始める。ヴァイオレットらは彼女のデート相手として独身の医師を次々に紹介するが、うまくいかない。そんな中、発作を起こしてERに運び込まれたケイという女性の診察をアメリアとジェームズが担当することになった。ジェームズはアメリアを夕食に誘い、2人は深夜近くまで楽しい時間を過ごす。翌日、検査したケイの脳に病変があることが判明するが……。
#12 まっさらな未来Full Release
ついにシャーロットが産気づく。同じころ、ヴァイオレットはクーパーの3つ子に本を贈ろうと訪れた書店で、オーナーから口説かれていた。友人にガンのことを教えるようミランダから忠告されたシェルダンは、放射線治療を受けたことをサムに打ち明ける。一方、アディソンはヘンリーとの養子縁組を決める審問のため、裁判所に出向く。形式的な審問だったはずが、ミルドレッドから「懸念あり」のファックスが入り……。
#13 喜びと人生とIn Which We Say Goodbye
アディソンとジェイクの結婚式が行なわれ、お祝いをしに駆けつけたナオミ。クリニックではヴァイオレットが数年間担当していた患者ホリーの診察を終了させる。ミランダはシェルダンを訪ねてクリニックに来たときに発作で倒れ、聖アンブローズ病院に運ばれる。クーパーは3つ子の世話のため専業パパとなるが、ストレスが溜まり、シャーロットにあたってしまう。そんな中、突然来訪したナオミの妊娠が発覚し……。