オリジナルドラマ

連続ドラマW　東野圭吾「ゲームの名は誘拐」 (全4話)

原作・東野圭吾×主演・亀梨和也による連続ドラマが登場！２００２年に刊行された原作小説は、２００３年に実写映画化され、２０２０年には本作を原案としたドラマが中国で制作されるなど世界中のファンを魅了してきた大人気作だ。今回、「連続ドラマＷ　正体」以来のＷＯＷＯＷドラマ主演となる亀梨が演じるのは、広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介役。クライアントである大手自動車メーカーの副社長・葛城勝俊により大型プロジェクトから理不尽に降板させられた佐久間は、葛城の娘で、父親に復讐心を抱く樹理と共謀して狂言誘拐を企てるが……。キャストは、佐久間の宿敵となる葛城勝俊役を、硬軟いかなる難役においても存在感を放つ渡部篤郎、その葛城と愛人の間に生まれ、家庭内で虐げられてきた娘・樹理役を、ＮＨＫ大河ドラマ「光る君へ」など話題作への出演が続く見上愛が演じる。佐久間と葛城の間で繰り広げられる一進一退の“攻防戦”、そして佐久間と樹理の間で育まれるいびつで危険な“恋愛模様”――。舞台を現在にアップデートした本作は、よりスリリングに、そして映画版とも異なる衝撃のラストへとノンストップで突き進んでいく！

＜ストーリー＞
広告代理店「サイバープラン」の敏腕プランナー・佐久間駿介（亀梨和也）は、画期的なアイデアと、どんな手を使ってでも必ず勝負に勝つという行動力で、数々のクライアントを担当してきた。女性にもよくモテる佐久間は、明敏な頭脳のもと、仕事も恋愛も“ゲーム感覚”でクリアすることに快感を覚える人間だった。だが、そんな佐久間が手掛ける大手自動車メーカー「日星自動車」の大型プロジェクトに異変が起きる。同社副社長・葛城勝俊（渡部篤郎）により、進めていたプロジェクト内容は否定され、佐久間以外の人間でやり直すよう要求されたのだ。完璧に進んでいたはずの“ゲーム”から引きずり降ろされ、プライドを引き裂かれた佐久間は、葛城への復讐のため、彼の娘で、同じく父親に恨みを持つ樹理（見上愛）と手を組んで狂言誘拐を実行する。しかし、順調に滑り出したかに見えた“誘拐ゲーム”は、やがて予想外の展開を見せていく。