社会派の名匠・熊井啓監督が、井上靖の歴史小説「本覺坊遺文」を豪華キャストの競演で映画化。第46回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝いた、重厚な時代劇ドラマ。
豊臣秀吉に突如切腹を命じられ、千利休が自刃してこの世を去ってから27年。利休の高弟・本覺坊は、山奥の庵に引きこもり、今なお生前と同様、師匠の幻と対話しながら、日夜を過ごしていた。ある日、本覺坊は織田有楽斎の茶会に招かれる。有楽斎は、織田信長の弟の元大名で、今は茶人として隠遁生活を送っていた。本覺坊と有楽斎は、利休がなぜ秀吉から切腹を命じられるに至ったか、その理由をぜひ知りたいと、あれこれ語り合う。作品データ
- 制作年/1989
- 制作国/日本
- 内容時間/108分
- ジャンル/歴史劇/時代劇/西部劇
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