NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏は現地7日、ノースカロライナ州議会が、公共施設で出生証明書と同じ性別のトイレの使用を義務づける州法を撤回し代替案を可決したことを受け、シャーロットには2019年NBAオールスターゲーム開催地としての資格があると述べた。

　シルバー氏は、シャーロットが開催地に決まったわけではないとし、「法律に変更があったからといって、根本的な問題が解決されたわけではない。しかし、さまざまな観点から考慮し、シャーロットに開催地としての資格があると決定した」と語った。

　シルバー氏は、2019年のオールスターゲーム開催地がシャーロットに決まる前に、会場やホテル、企業などを含めた参加団体が従うべき差別禁止の方針を立てる必要があると述べた。

　シャーロットは、2017年のオールスターゲームの開催地に決まっていたが、NBAは、LGBT差別にあたる通称「トイレ法」に抗議し、開催地をニューオーリンズに変更した。

　なお、2018年のNBAオールスターゲームはロサンゼルスで開催される。（STATS-AP）

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