デトロイト・ピストンズは現地8日、敵地でポートランド・トレイルブレイザーズと対戦し、ダブルオーバータイム（2OT）に及ぶ激戦の末、125対124で勝利した。

　試合は、ピストンズが106対103としていた第4Q残り8.3秒に、ブレイザーズのC.J.マッカラムが同点のスリーポイントシュートを成功させ、延長戦に突入。最初のOTでも終盤にピストンズが3点リードとしていたが、残り22.6秒の場面でマッカラムが再びスリーを決めて、2OTに勝負を持ち越した。

　そして、ピストンズは5点ビハインドの残り1分34秒、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープのスリーで122対124に詰め寄ると、残り9.4秒にもコールドウェル・ポープの長距離砲が大当たり。逆転に成功すると、最後は起死回生を狙ったマッカラムのジャンプシュートが外れ、決着がついた。

　ピストンズは、レジー・ジャクソンが31得点、アンドレ・ドラモンドが28得点、14リバウンドをマーク。チームを勝利に導いたコールドウェル・ポープは、26得点の成績だった。ピストンズは昨年12月2日以来の連勝を飾り、今季18勝21敗としている。

　一方、ブレイザーズ（16勝23敗）は、マッカラムが35得点を記録。7試合連続で20得点超えとしており、ここ5試合の平均は33.8得点となっている。ほかには、アレン・クラブがキャリアハイの30得点、デイミアン・リラードが20得点、9リバウンド、メイソン・プラムリーは10リバウンド、12アシストの成績だった。（STATS-AP）

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