今季ニックスに移籍したD.ローズ（写真提供：Getty Images）

　ニューヨーク・ニックスのデリック・ローズが、かつての自分は失われたとのコメントを残した。米放送局『ESPN』のウェブサイトが現地24日に伝えている。

　2011年に22歳でMVPに輝いたローズだが、12年に右ひざ前十字じん帯断裂の大ケガを負うと、14年と15年にも同じ右ひざの半月板を損傷。度重なる負傷により過去4シーズンは60％近くの試合を欠場し、そのアスリート能力も失われた。

　しかし、シカゴ・ブルズからニックスへと移籍した今季は、ここまでのところ負傷に悩まされることなく全14試合に出場。スロースタートを切ったニックスが復調（現在7勝7敗）する原動力の1人となっている。

　『ESPN』によると、ローズは22日のインタビューで、「ビンテージは失われた」とコメント。「昔通りのプレーをしているとは言えないね。まあ、点が取れるなら取れるんだろう」と語っている。

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