NBAの2016-17シーズンのサラリーキャップが9,400万ドル（約97億9,000万円）になる見通しであることが分かった。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトなど複数のメディアが伝えた。

　同サイトによると、来季のサラリーキャップ予想は昨年時点で8,900万ドル（約92億7,000万円）、今年4月の時点で9,200万ドル（約95億8,000万円）となっていたが、そこからさらに200万ドル（約2億1,000万円）の増となる。リーグはこれについて、前回の見積もり以降、業績が期待以上だったためとしているという。

　また、米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』の第一報によれば、NBAは同日にリーグリーグ全30球団に対し、この旨を通達したとのこと。さらに、ラグジュアリータックス（贅沢税／年俸総額超過に伴う課徴金）の課税ラインは1億1,300万ドル（117億7,000万円）になると推定されるとした。

　なお、2015-16シーズンのサラリーキャップは、7,000万ドル（約72億9,000万円）だった。

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