映画 没後40年:夏目雅子を忘れない
今年の9月11日で没後40年を迎える俳優・夏目雅子を悼んだ出演作特集。命日を挟んだ8日から12日の5日間、反戦活動家役を演じた「二百三高地」など5作品を送る。
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二百三高地 9/8(月)午後10:45
明治時代、列強諸国に後れを取る日本がなぜ大国ロシアを相手に日露戦争に挑み、そしていかにして戦ったのか。その顛末を壮大なスケールで描き、当時話題を呼んだ戦争大作。
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鬼龍院花子の生涯 9/9(火)午後10:45
1985年に若くして世を去った名女優、夏目雅子が82年に主演し、高知の侠客・鬼龍院家で養女として育ったヒロインを熱演。女優として成長を見せたハード任侠ロマン。
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時代屋の女房 9/10(水)午後10:45
夏目雅子が渡瀬恒彦と共演し、ヒロイン役を魅力たっぷりに演じた秀作。東京・大井町の古道具店“時代屋”で繰り広げられる大人の恋愛喜劇。直木賞に輝いた同名小説が原作。
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魚影の群れ 9/11(木)午後11:00
相米慎二監督のもと、夏目雅子、緒形拳、佐藤浩市ら実力派俳優陣が競演。本州の最北端、下北半島で暮らすマグロ漁師たちとその家族を描いた、ヒューマン文芸ドラマの秀作。
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瀬戸内少年野球団 9/12(金)午後10:50
巨匠・篠田正浩監督が、夏目雅子らを共演陣に迎え、阿久悠の自伝的小説を映画化。終戦直後の淡路島。初めて野球を楽しむ子どもたちの姿を、大人たちと対比させつつ描いた。