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　インターナショナルラグビーの醍醐味がすべて詰まった世界最高峰の大会「南半球4カ国対抗戦　ザ・ラグビーチャンピオンシップ」。南半球4カ国とは、ニュージーランド代表のオールブラックス、オーストラリア代表のワラビーズ、南アフリカ代表のスプリングボクス、アルゼンチン代表のロス・プーマスを指す。ラグビーW杯フランス大会が2年後に迫り、どの国にとってもさらなるレベルアップを図っていく上で極めて重要な大会となる。
　「スーパーラグビー」ではニュージーランド、オーストラリアの各代表選手たちが世界屈指のハイレベルなラグビーを繰り広げ、貴重な経験を積んでいる。数多くのプレーヤーが出色の活躍を見せている中、果たしてどの選手が誇り高い代表ジャージーに袖を通し、大舞台に立つのか、そしてどのようなすばらしいプレーを見せてくれるのか。ファンにとっても見逃せない大会となるはずだ。また、「南半球4カ国対抗戦　ザ・ラグビーチャンピオンシップ」に先駆けて開幕するニュージーランドとオーストラリアの伝統の対抗戦「ブレディスローカップ」も放送。第1戦は8月7日で、第2戦と第3戦は「南半球4カ国対抗戦　ザ・ラグビーチャンピオンシップ」と兼ねて行なわれる。

　アルゼンチン以外の3カ国はいずれもラグビーW杯の優勝経験国であり、特に最多タイの3度の優勝を誇るラグビー大国ニュージーランド（世界ランキング2位）と、2019年のW杯を制し世界ランキング1位に立って以来代表活動ができていない南アフリカがどのようなラグビーを見せるのか、世界中が注視している。
　新型コロナウイルス感染症の影響で南アフリカのみ参戦できなかった2020年の本大会（3カ国対抗戦となり「トライ・ネーションズ」として開催）では、オーストラリア（同7位）とアルゼンチン（同9位）ともに当初は格上と見られていたニュージーランドから貴重な1勝を挙げた。特にアルゼンチンにとってはメモリアルなニュージーランド戦初勝利となった。大会を制したのはニュージーランドだが、オーストラリアとアルゼンチンの躍進によりほぼ三つどもえの図式となったこともあり、4カ国に戻った2021年はさらなる混戦となる可能性がある。

※世界ランキングは2021年3月29日時点のものです。