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パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM

8月24日(土)スタート(シーズン4、全8回)[第1回無料放送]
 毎週土曜 午前10:00

パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM

東京パラリンピックまであと1年!世界最高峰のパラアスリートに迫る超大型ドキュメンタリーシリーズ、待望のシーズン4がスタート!世界中から8組のアスリートが登場!

 WOWOWと国際パラリンピック委員会(IPC)の共同プロジェクトとして、2016年から5年にわたり世界最高峰のパラアスリートに迫る大型シリーズ。勝負の世界はもちろん、人生においても自信に満ちあふれる彼らが放つ「これが自分だ!=This is WHO I AM.」という輝きを描く。過去、3シーズンが放送され、シーズン2は世界最高のテレビ賞とされる国際エミー賞や、アジア・テレビジョン・アワードにノミネートされたほか、国内外で高い評価を得てきた。
 そして、東京パラリンピックまであと1年となる8月、待望のシーズン4がスタート。ジョニー・ピーコック(イギリス/陸上)、カレオ・カナヘレ(アメリカ/シッティングバレーボール)、ボロルエルデネ・ガンバット(モンゴル/テコンドー)、上地結衣(日本/車いすテニス)など、8組のアスリートが堂々登場!ナビゲーター&ナレーターは、西島秀俊が務める。


<ラインナップ>
・TOKYO新競技 初代王者を狙うモンゴルの至宝:ボロルエルデネ・ガンバット   8月24日(土)午前10:00
TOKYO2020から新たにパラリンピック正式競技となるテコンドー。その初代金メダリストの座を狙うモンゴルの若き至宝。世界ランキング1位の最強王者に完全密着。

 モンゴル/テコンドー
 モンゴル・スフバートルアイマグの遊牧民出身。草原で暮らしていた少年時代、人馬転倒の事故により左腕を負傷、 まひ障害が残った。2009年に健常者に交じってテコンドーを始めると、その才能は開花し、国際大会出場の強化選手に選定されるまでになったという。パラテコンドーの試合に出場するようになって以降は、枚挙にいとまがないほどの栄冠を積み重ねる。世界選手権やアジア選手権など、名だたる国際大会を制し、世界ランキングも2位以下に大きく差をつけ1位(2019年6月時点)。現在は首都ウランバートルを拠点にストイックにトレーニングを積んでいる。テコンドーは、2020年の東京パラリンピックから正式競技となる注目競技。若きモンゴルの至宝は、初代金メダリストの座を狙い、圧倒的な実績を引っ提げTOKYOへとやって来る。


・車いすテニス 日本女子のエース:上地結衣   8月31日(土)午前10:00
車いすテニス、日本女子のエースとして数多くのグランドスラムを制覇、世界ランキング1位も経験。自国開催となる東京パラリンピックまであと1年、エース上地の今を追う。

 日本/車いすテニス
 1994年生まれ、兵庫県出身。11歳で車いすテニスを始め、小柄な体格ながら卓越したチェアワークと巧みな試合運びを身に付ける。高校3年生の時にロンドンでパラリンピックに初出場すると、シングルス・ダブルスともにベスト8に進出を果たす。2014年には、全仏オープン、全米オープンで初優勝。同年5月に自身初となる世界ランキング1位を記録した。ダブルスでは日本人女子初となる年間グランドスラムを達成し、「女子車いすテニス最年少年間グランドスラム」のギネス記録にも認定され、2度目のパラリンピック出場となった2016年のリオではシングルスで銅メダルを獲得した。パワーテニスの台頭、絶対的ライバルの出現など、上地にとっては激変期ともいえる近年の車いすテニス界。自国開催となる2020年の東京パラリンピックまであと1年。「リオの忘れ物」を取り戻すべく、常に高みを目指し挑戦するエースを追う。


・インドが生んだ射撃界の超新星:マニッシュ・ナルワル   9月7日(土)午前10:00
インドの寡黙な少年が射撃を始めたのはわずか3年前―。パラ射撃界に彗星のごとく現われた超新星は、ただストイックにトレーニングを積み、TOKYOでの金メダルを目指す

 インド/射撃
 2001年生まれ。インド・ファリダバード出身。先天的に右腕にまひがあり、腕が上がらない状態でつらい少年時代を送っていたという。しかし2016年、父親から射撃競技用ピストルを買い与えてもらったことでマニッシュの人生は一気に輝き始め、瞬く間に射撃界を席巻していくこととなる。数あるパラリンピック競技の中でも選手層が厚く、特に欧米では人気の高い射撃界において、マニッシュは国内大会・国際大会を次々に制覇、インドのトップパラアスリートの仲間入りを果たす。射撃は平常心と忍耐と集中力が大きな鍵となるスポーツ。「どんなライバルたちよりも自分自身が最大の敵」と彼が語る通り、そのメンタルの強さは群を抜いているという。射撃を始めてから1日たりとも休んだことはないというインドが生んだ超新星は、TOKYOで世界の頂点に立つ日を、寡黙に、ストイックに狙っている。


・男子100m 3連覇を狙うブレード王者:ジョニー・ピーコック   9月14日(土)午前10:00
男子100mを連覇中の最速王者。パラリンピック史における“最高傑作”ともいわれ、ロンドンパラリンピックでは一躍主役となったパラ大国イギリスのスーパースター。

 イギリス/陸上
 1993年、イギリス・ケンブリッジ生まれ。5歳の時に髄膜炎を患い右足の膝下切断を余儀なくされる。義足で過ごす中でも、いつも周囲の子どもたちと競えるよう努力していたという。トレーニングを積み、国内外の大会に出場していたが、2012年6月、男子100mの世界新記録を樹立し、一気に頭角を現わす。そして、スポーツ史に残る大会として今も語り継がれる同年9月のロンドンパラリンピック。ジョニーは母国のトラックで8万人の大声援を背に、わずか19歳にして花形種目の金メダリストとなり、一躍大会の主役となった。その後、けがに悩まされる時期もあったが、2016年のリオパラリンピックで連覇を果たし、名実ともにパラリンピックを代表するスーパースターとなった。現在、ラフバラ大学を拠点に黙々とトレーニングを積む孤高の王者は、選手層の厚い男子100mにおいて、TOKYOで3連覇という前人未到の偉業を見据えている。


・アフガン帰り 不屈のカヌー王者:カーティス・マグラス   9月21日(土)午前10:00
オーストラリア陸軍兵時代、派兵先のアフガニスタンで地雷を踏んだことで人生が激変。そこからパラリンピック金メダリストに上り詰めた不屈の王者に迫る。

 オーストラリア/カヌー
 1988年生まれ。2006年に18歳でオーストラリア陸軍に入隊すると、2012年、派兵先のアフガニスタンで、地雷を踏んだことにより両足を失ってしまう。救助隊に運ばれながらカーティスは仲間たちに、「自分はパラリンピックに出てみせる」と話したという。リハビリ後、2014年に本格的にパラカヌーを始めると、同年に世界記録を塗り替える快挙を達成。国内大会・国際大会・ワールドカップ・世界選手権と、瞬く間にタイトルを総なめにし、カヌー界を席巻すると、2016年ついに、世界最高の舞台であるリオパラリンピックで金メダルに輝いた。年々、各国の選手層が厚くなりつつあるカヌーだが、カーティスは王座を譲るつもりはない。自らが世界を舞台に活躍することが、障害のある人を勇気づけ、パラスポーツを広く知らしめ、スポーツの力や可能性を発信することにつながると考えるカヌー王者は、TOKYO2020を見据えている。


・世界最強チームの最強セッター:カレオ・カナヘレ   9月28日(土)午前10:00
リオパラリンピック女子シッティングバレーボール金メダルチームアメリカの司令塔。卓越した技術、ゲーム展開を読む頭脳、そして美しさを兼ね備えた世界最強セッター。

 アメリカ/シッティングバレーボール
 1996年、発生率0.1%ともいわれる先天性内反足という状態で生まれる。手術を受け、右足と比べ左足が短い。幼いころからさまざまなスポーツに挑戦するうち、バレーボールに打ち込む。しかし、ブロックやジャンプサーブがうまくできないことなどから、シッティングバレーボールを始めるようになる。卓越した技術とゲームセンスを注目されられ、その才能は国際舞台で輝き始める。2012年、アメリカ代表の一員としてロンドンパラリンピックを経験し銀メダルを獲得すると、2016年のリオではチームの中心選手として最強のライバル・中国を倒し、母国に初の金メダルをもたらした。アメリカが世界トップクラスに名を連ねるのは司令塔・カレオがいるからともいわれ、2度の世界選手権ベストセッターに選ばれるなど、個人としても絶大な評価を得ている。現在は夫と息子とともにハワイに在住。クッキー店経営者としての顔も持つ、美しき最強セッターだ。


・カリブの誇り 史上最速女王:オマラ・デュランド(ガイド:ユニオル・キンデラン)   10月5日(土)午前10:00
すでに5枚の金メダルを保持し、視覚障害・身体機能障害含めた全クラスの中でも史上最速の女性パラリンピアン。ガイドランナーのY・キンデランとともに再び頂点を狙う。

 キューバ/陸上
 1991年生まれ、キューバ、サンチアゴ・デ・クーバ出身。先天性の視覚障害。7歳で陸上を始め、2007年に国際大会デビューを果たすと、16歳で北京パラリンピックに出場。ロンドンパラリンピックでは、視覚障害クラス(T13)の100mと400mで金メダルを獲得し、世界を代表するパラリンピックスプリンターとなる。ロンドン大会の後、妊娠・出産のため競技から離れるが、2015年に復帰すると、ガイドランナーとしてペアを組むユニオル・キンデランとともに世界選手権で100m/200m/400mすべての金メダル獲得という衝撃のカムバックを見せた。翌年のリオパラリンピックでも100m/200m/400mすべてを制し、うち2つの世界記録を更新。視覚障害クラスだけでなく身体機能障害クラスも含めたすべてのクラスの中で最速であり、最速女性パラリンピアンといわれている。TOKYO2020大注目の女王の2019年を追う。


・カナリア諸島のリトルマーメイド:ミシェル・アロンソ・モラーレス   10月12日(土)午前10:00
パラリンピック水泳の知的障害クラスで連覇した笑顔の金メダリスト。日本が大好きと公言し、キャリア絶頂でTOKYO2020を迎える女王の挑戦の日々。

 スペイン/水泳
 「WHO I AM」シリーズ初となる知的障害クラスのアスリートが登場。1994年スペイン・テネリフェ島出身。幼いころは読み書きや周囲とのコミュニケーションをうまく行なえず、孤独な時間を過ごすことも少なくなかったという。7歳で水泳を始め、徐々に頭角を現わす。14歳の時に障害のある子どもたちの水泳クラブに入ると、現在のコーチと運命的な出会いを果たす。すると周囲とのコミュニケーションにも劇的な変化が表われ、水泳に没頭する毎日を過ごしながら瞬く間にスペインを代表するパラスイマーへと変貌を遂げる。2012年、ロンドンパラリンピックに出場すると、知的障害クラスの100m平泳ぎで金メダルを獲得。さらに4年後のリオパラリンピックでも同種目を連覇した。自身を「オタク」と呼ぶほど日本の文化や漫画が大好きで、漫画を使って日本語の勉強も行なっている。カナリア諸島が生んだ笑顔の女王は、TOKYOでの3連覇を夢見ている。

関連情報

<番組公式サイト>
wowow.bs/whoiam

<番組公式Twitter & Instagram>
@WOWOWParalympic #WhoIAm

<関連番組>
8月シーズン4スタート!パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM   7月23日(火)午後4:55ほか 随時無料放送

<関連情報>
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オンデマンドでの同時配信対象外
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、PG-12指定(12歳未満は保護者同伴が望ましい)されたもの
劇場公開時、PG12指定(小学生以下は助言・指導が必要)されたもの
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R-15指定(15歳未満鑑賞不可)されたもの
R-15指定に相当する場面があると思われるもの
劇場公開時、R15+指定(15歳以上鑑賞可)されたもの
R15+指定に相当する場面があると思われるもの
1998年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R指定(一般映画制限付き)とされたもの