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連続ドラマW 完全無罪

7/7(日)放送・配信スタート
毎週日曜午後10:00
※第1話無料放送(全5話)

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心揺さぶるリーガルミステリーを
『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣監督・脚本、
主演に本格ミステリードラマ初挑戦となる広瀬アリスを迎え連続ドラマ化
真実は、“怪物”の姿となって現れる。

慟哭の「冤罪」ミステリー「完全無罪」(大門剛明/講談社文庫)を『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣のメガホンで連続ドラマ化。
そんな、「連続ドラマW 完全無罪」(全5話・第1話無料放送)の主演を広瀬アリスが務める。
本作は、21年前の少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判の担当に抜擢された広瀬演じる期待の弁護士・松岡千紗が、自らもその事件で監禁された被害者の1人であるという境遇を抱えながらも、自身を殺めたかもしれない容疑者と対峙。再審裁判を中心に真相究明への切実な探求心を持つ彼女にしかできない弁護を展開、事件の真相に迫る本格ヒューマンミステリー。

本作の主人公、松岡千紗を演じるのは、月9ドラマ『366日』(CX)の主演も決定し、俳優として第一線で活躍を続ける広瀬アリス。そんな彼女が大森立嗣監督とタッグを組みWOWOWドラマ初登場にして、俳優としても新境地となる本格ミステリー作品に初挑戦する。自身を誘拐した真犯人を見つけ出す為、被害者でありながら依頼人の無実を信じて弁護をすることに悩み苦しみながら自らの過去と闘い、真実に辿り着き、悪夢を克服していく。千紗が抱える葛藤の深さを全身全霊で表現し、普段のイメージとはまた違った広瀬の迫真の演技に是非注目頂きたい。
原作は『雪冤』(09)で横溝正史ミステリ大賞・テレビ東京賞をW受賞し作家デビュー、『テミスの求刑』や『両刃の斧』など重厚なテーマに巧みな犯罪トリックを盛り込んだ社会派ミステリー作品を数多く手掛ける人気作家・大門剛明の同名小説(講談社文庫)。脚本・監督には『星の子』『MOTHER マザー』を手掛け、本年5月には『湖の女たち』の公開も控える日本映画界の俊英・大森立嗣。監督自ら全5話の脚本を手掛け、人が持つ強い気持ちや業に肉迫、広瀬の芝居の可能性を無限に引き出す演出も必見だ。音楽をKing Gnu、Vaundy、米津玄師等数多くのアーティスト作品にレコーディング・プロデュースする江﨑文武が担当する。

そして、ポスタービジュアル・特報映像が到着、奥田瑛二、北村有起哉の出演が決定。
被害者サポートセンターで働きながら、千紗と再審請求審で対峙する元県警刑事・有森義男を奥田瑛二、少女誘拐殺人の犯人とされながらも無実を主張する容疑者・平山聡史を北村有起哉が務めることが決定した。
本作のポスタービジュアルは作中で起こる事件の舞台“怪物の家”で撮り下ろされた不穏な空気が漂う1枚。
三者三様の「正義」がどのように交錯し、真相に向かっていくのか、また普段とは違った表情、初の本格ミステリー作品で新しい一面を見せる広瀬アリスに更なる期待が高まる。
そんな広瀬の両脇を固めるベテラン実力派俳優2名が解禁。
「綾川事件」の担当であった元県警刑事として平山の有罪を信じ、再審裁判において千紗と対峙する有森義男を演じるのは、連続テレビ小説「らんまん」(NHK)等、映画『もっとしなやかに もっとしたたかに』でのデビューから45年を迎えた今なお第一線で活躍する奥田瑛二。被害者遺族の想いを背負い、真相解明のキーマンとして元刑事の哀愁を漂わせる有森を好演する奥田の円熟味のある演技に注目だ。少女誘拐事件の犯人とされながらも無実を主張する平山聡史を演じるのは、連続テレビ小説「おむすび」(NHK)の出演が発表され、数多くの話題作で変幻自在に多様な役どころを演じる北村有起哉。事件の被害者の1人である千紗の強い探求心に突き動かされながらもどこかミステリアスで不穏な空気をまとった平山を怪演する。そして本作の特報映像も解禁。三人それぞれが抱える強い想いを、魂を込めて役に寄り添い作り上げた様が垣間見える映像に仕上がっている。
実際に物語の舞台となる香川県での撮影を実施、フィクションながら現実でも起こっている再審請求、冤罪事件の裏側にある人間模様をリアルに映し出す。最後にたどり着く結末に誰もが心揺さぶられるはずだ。

<ストーリー>
 最大手法律事務所に所属する期待の弁護士・松岡千紗(広瀬アリス)は、同事務所のシニアパートナー・真山健一から、21年前に香川県で起こった少女誘拐殺人「綾川事件」の冤罪再審裁判の担当に抜擢される。「綾川事件」と同時期に、立件されていない少女誘拐事件が他にも2件あり、千紗は被害者の1人だった。
千紗は10年ぶりに故郷の香川の地を踏み、地元の法律事務所の同僚・熊弘樹の力を借りながら、当時の事件について調べ直してゆく。3つの事件は同一犯の可能性が高いとされ、自分を殺めようとしたかもしれない容疑者・平山聡史(北村有起哉)と向き合う千紗。無実を主張する平山を自分は信じられるのか――。弁護士としての職業倫理と、自らの過去との狭間で千紗は葛藤する。
「綾川事件」の担当であった元県警刑事であり、今は被害者サポートセンターで働く有森義男(奥田瑛二)もまた、被害者遺族の池村敏恵に寄り添う時間の中、平山が真犯人だと信じて止まず、冤罪を主張する平山に更なる疑念を抱く。そして、元相棒刑事の今井琢也と共に、千紗と再審請求審で対峙することになる。
冤罪裁判の行方、21年前の事件の真相とは。それぞれの強い想いと正義が交錯し、やがて1人の人間の衝動を突き動かす。その想いは、誰を救うのか。最後にたどり着く結末に、心揺さぶられるヒューマンミステリー。

関連情報

原作:大門剛明『完全無罪』(講談社文庫) 脚本・監督:大森立嗣(『星の子』『MOTHER マザー』『湖の女たち』) 音楽:江﨑文武 出演:広瀬アリス 北村有起哉 奥田瑛二 プロデューサー:植田春菜 神山明子 製作:WOWOW メディアプルポ

コメント

広瀬アリス(松岡千紗役)

このお話を頂いた時、今までにやったことのない役柄、作品だったので、29歳の自分がこの作品を…

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広瀬アリス(松岡千紗役)

このお話を頂いた時、今までにやったことのない役柄、作品だったので、29歳の自分がこの作品をやれることをずっと楽しみにしていました。
監督は一連で撮っていかれるので、セリフ量は勿論、専門用語もたくさんある中、緊張感と沢山の刺激を頂き、日々学びながら、とても充実しています。
私が演じる松岡千紗は強さと弱さ両方を持っていて、心の奥底にある人間らしさが魅力だと思っています。今までにない広瀬アリスをお届けできるかと思いますので、楽しみにしていて頂ければと思います。

奥田瑛二(有森義男役)

大森立嗣監督と聞いて二つ返事で「演る!」と答えた。いや、演ると答えてしまった…

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奥田瑛二(有森義男役)

大森立嗣監督と聞いて二つ返事で「演る!」と答えた。いや、演ると答えてしまった。
傲慢不遜に言えば、「この作品は等身大からのデフォルメだ」と訳のわからない理屈をつけてその気になっていた。ところが、クランクインが近づくにつれ精神混濁状態、「どうすればいいんだ!この役・・・」平静を装い撮影開始となった。楽しい、辛い、嬉しい、苦しい、七顛八倒。NGのオンパレード、そんな小生を監督は優しく、強く粘ってくれた。助けられました。そしてもう一人、主演の広瀬アリスさんである。初共演である。彼女は主人公の弁護士同様、常にまっすぐな視線、難敵である台本を見事に演じ切った。彼女の存在感にも小生、救われたのである。兎にも角にも見事な作品に出来上がったことは言うまでもないのである。こんな私は有罪?無罪?

北村有起哉(平山聡史役)

WOWOWのドラマではいつも一筋縄ではいかない難しい役をいただいております…

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北村有起哉(平山聡史役)

WOWOWのドラマではいつも一筋縄ではいかない難しい役をいただいております。今回もやり甲斐のある役に挑戦させていただきました。しかもいつかはぜひ!と心にしまっていた念願の大森監督とご一緒ができまして、とても嬉しかったです。原作を読み返してだいぶ参考にしましたが、時には忠実に、時には独創的に自由に芝居ができたのも、緩急のある大森組の居心地が良かったからだと思います。そして広瀬アリスさんと2人きりで、何度か大変なシーンを撮りました。彼女のギリギリの震える演技がこちらにも伝播して、おかげで私も集中して演技をすることができました。
気軽に見始めちゃっても、もうぜったいに結末が知りたくなる、そんな物語です。最後の最後までどうぞ固唾を飲んでご覧くださいませ。

脚本・監督・大森立嗣

この作品は分断を描いています。ある誘拐殺人事件の犯人は冤罪であるのか。絶対にやっていない…

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脚本・監督・大森立嗣

この作品は分断を描いています。ある誘拐殺人事件の犯人は冤罪であるのか。絶対にやっていないという犯人とその弁護士、絶対にやっているという元刑事、そう願う被害者の両親。その断絶する二つの思いが相対します。そしてその先に何が見えるのか――、可能なら微かに見える光を感じたい。
主演の広瀬アリスさんは自らが被害者である事件の犯人を冤罪であると信じる難しい役に挑んでいます。心を揺らし、傷つきながら前を向きます。私は彼女の演じる役に温かい血を流し込みたいと思っています。
この作品が今、世界とこの国で起きている、戦争、移民、ジェンダー、世代間、あるいは不寛容さなどのあらゆる分断に一筋の光を。そう願って今撮影に臨んでいます。完成を楽しみにしていてください。

原作・大門剛明

『完全無罪』ドラマ化ありがとうございます。一報を聞いて書いた当時の記憶が蘇りました…

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原作・大門剛明

『完全無罪』ドラマ化ありがとうございます。一報を聞いて書いた当時の記憶が蘇りました。うどんを食べたり、車で走って時間を測ったり、香川弁に苦労したり……あれからもう六年経つのかと。先日、撮影現場にお邪魔させていただきました。私が頭で考え活字で表現したものが多くの人によって現実に動き出すというのは、やはり感慨深いものがありますね。主人公・千紗は難しい役だと思いますが、広瀬アリスさんならうまく演じてくださると期待しています。WOWOWさんにはこれまでにも何度か映像作品を作っていただきました。今回もきっと面白い作品になると、一視聴者として楽しみにしております。

原作

「完全無罪」(講談社文庫)
最大手法律事務所期待の女性弁護士・松岡千紗に、21年前の「綾川事件」弁護の白羽の矢が立つ。千紗はその事件で監禁された少女の一人だった。あの凶悪殺人事件は冤罪なのか? 間一髪で自分を殺めたかも知れない容疑者・平山に敢然と対峙する千紗。罪を作り出す罪「冤罪」法廷の涙と慟哭の結末! 大ベストセラー『雪冤』を超える著者渾身の傑作。

大門剛明・プロフィール
1974年三重県生まれ。横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞した『雪冤』で2009年にデビュー。主な著書に『反撃のスイッチ』(講談社文庫)『この歌をあなたへ』『シリウスの反証』『闇夜に吠ゆ』などがある。『不協和音』『婚活探偵』『正義の天秤』『両刃の斧』など映像化作品も多い。

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オンデマンドでの同時配信対象外
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、PG-12指定(12歳未満は保護者同伴が望ましい)されたもの
劇場公開時、PG12指定(小学生以下は助言・指導が必要)されたもの
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R-15指定(15歳未満鑑賞不可)されたもの
R-15指定に相当する場面があると思われるもの
劇場公開時、R15+指定(15歳以上鑑賞可)されたもの
R15+指定に相当する場面があると思われるもの
1998年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R指定(一般映画制限付き)とされたもの