プロダクションノート

『フィクサー』を探る5W

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What :何? 本作が問いかけるもの~『フィクサー』とは何なのか~

WOWOWがオリジナル大型ドラマとして放つ、『フィクサー』。企画・プロデュースの青木泰憲は言う。「現在は地上波や配信でさまざまなドラマが提供されていますが、個人的に思うのは、若者向けが多いです。40~70代の大人のためのドラマが少ない。ドラマに興味はあるけれど、観るべきものがないと思われている方にこそぜひ観ていただきたいですね。キャストはもちろん、まず何より井上さんの相当に練られたシナリオに面白さを感じていただけると思います」。

その脚本の井上由美子はこう語る。「WOWOWでは1話のここで書いたことが2話のここで分かるという映画的な書き方が出来るというのがあるんですよね。視聴者の方の目も肥えているので、感情を全部説明しきらなくても描写で想像していただくことが出来て、いろいろな仕掛けも入れられる。時代としても新しいドラマを作っていく流れになっているタイミングの中で、WOWOWでこうした挑戦が出来て、とても光栄に思っています」。

井上もまた、その時代ごとの新たなテーマと常に向き合いながら、ドラマの在り方を切り拓いてきた書き手。連続テレビ小説『ひまわり』(96年)では1週間毎、章立てで描いていく、現在では主流の朝ドラスタイルを本格的に確立。セオリーを壊しながら、新たなツルギーを作り出してもいる。「裏だから出来ることがある」というのは井上が本作のフィクサー像を語っていた言葉だが、井上こそ実はフィクサー? そう問うと、「そんなことはないですよ(笑)。プロデューサーの青木さんこそフィクサーかもしれません。新しいチャレンジをするときの一番のパートナーで、いろいろなことを投げかけても冷静に受け止めていただける。私なんて書かされているだけですからね(笑)」。

その青木いわく、「事件性と社会性とエンタメ性がすべて詰まったドラマ」である本作。また井上は、「主人公がどんな人か分からない面白さを追求していて、物語がどこに向かうのかも分からない、二重三重のミステリーを楽しんでいただきたい」と話す。『フィクサー』とは何なのか。かつてない新しいドラマで面白い作品であることは言うまでもない。そしてそこにおいてカギを握っていて、物語を楽しみながら、エンタメを動かしていく真のフィクサーは、視聴者であるあなた。この春、フィクサーが日本を賑わす──。

(インタビュー&テキスト/渡辺水央)

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