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連続ドラマW
恩田陸 ユージニア
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11/8(日)放送・配信スタート
毎週日曜午後10:00
※第1話無料放送(全6話)
あ の 日 に く る わ さ れ て い く。
17人が毒殺された事件。生き残った盲目の少女。犯人の自殺。
――事件の記憶に人生が侵食される、戦慄のダークミステリー。
2017年に「蜜蜂と遠雷」で第156回直木賞、第14回本屋大賞をダブル受賞した恩田陸が、2005年に発表し第59回日本推理作家協会賞に輝いた傑作ミステリー『ユージニア』。2020年に「ニューヨーク・タイムズ今年の100冊」に選出、2022年には「ドイツ犯罪小説賞・国際部門」で1位を獲得するなど、海外でも高く評価された。恩田は本作を「読むと不安になって、読み進めるとさらに不安が深くなる、デヴィッド・リンチ監督の『ツイン・ピークス』みたいなお話」と形容した。この「伝説の本」が、約20年の時を経て、全6話のWOWOWオリジナルドラマとして映像化し、11月8日(日)より放送&配信スタートする。
北陸、K市の名家で発生した、17人が死亡した毒殺事件。その目撃者で事件を題材にした作品を書いた小説家、生き残った盲目の少女、事件を追うライターという3人の女性をはじめとする人々が、30年の時
を経てもなお事件に翻弄されていく様子を描く。
脚本を手掛けたのは、2027年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」に抜擢された最注目の脚本家・安達奈緒子。
確かな演技力で物語を彩るキャスト陣にも注目だ。
小学生の時に事件を目撃し後に事件の経緯を執筆する主人公・雑賀満喜子役を演じるのは、『ケイコ 目を澄ませて』(22)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞をはじめ主演女優賞を総なめにした岸井ゆきの。11歳で大量毒殺事件の目撃者となり、30年間その記憶に人生を侵食され続け、話す相手によって、声色も喋り方も変幻自在に変える女——雑賀満喜子。まさに、岸井ゆきのにしか演じられない役である。
本作「ユージニア」は「事件」「憧れ」「支配」などの関係性を軸に、重層的に登場人物がつながっている。中でも注目なのは木竜麻生演じる田波友子と成海璃子演じる青澤緋紗子。友子は満喜子が事件を基に書いた小説『忘れられた祝祭』を読み、闇に葬られた真実を追う。そして緋紗子は満喜子の幼馴染で、毒殺事件の生存者。二人は主人公・満喜子に次ぐ、毒殺事件の核に迫る人物である。
■雑賀満喜子(さいが・まきこ)/岸井ゆきの
“物語の主人公。不穏さを孕んだ観測者。”
小学生のころ、兄二人と青澤家に向かい、大量毒殺事件の最初の目撃者の一人となる。のちに事件の経緯を卒論としてまとめ、出版社の目にとまり、小説『忘れられた祝祭』として出版し、ベストセラーとなる。満喜子は、ある人物の影響から、話す相手によって声色や喋り方を変幻自在に変える。
■田波友子(たなみ・ゆうこ)/木竜麻生
“本作のストーリーテラー。視聴者に目線が近い人物。”
友子は、謎が謎を呼ぶ毒殺事件の核心に向かって突き進むフリーライター。K市を訪れ、満喜子らに取材し、彼女もこの事件によって人生を変えられてしまう。そもそも彼女が事件に拘るのにはある理由があった...。
■青澤緋紗子(あおさわ・ひさこ)/成海璃子(20代~)・倉持春希(10代)
“どこまで見えていて、どこまで見えていないのか分からない人物”
事件当時は13歳。緋紗子は、幼少期の事故で盲目となった、K市の名士・青澤家の長女。そして、本作のストーリーの軸となる大量毒殺事件の青澤家唯一の生存者。物語の中心人物であり、満喜子の幼なじみだ。達観しており、自分の立場に対するあきらめ=絶望のようなものがある。見えないはずなのに、誰よりも「見えている」。被害者でありながら、加害者の影をまとい続ける。無垢と悪意の境界に立つ存在である。結婚後、アメリカに住んでいた。
■雑賀誠一(さいが・せいいち)/丸山隆平
雑賀家の長男、満喜子、順二の兄。毒殺事件の第1発見者のひとり。凄惨な現場を目の当たりしながらも、人を呼んでくるなど冷静な部分もある。事件当時、高校受験を控えており、機嫌が悪かった。満喜子とは違い、誠一は事件を人生の中心に置かず、距離をとってきた。
■緋紗子の母/真木よう子
敬虔なクリスチャン。盲目の娘・緋紗子を誰よりも深く愛し、寄り添い続ける母親。緋紗子を救いたい、正しい道へ導きたいという思いがある。
■キミさん/かたせ梨乃
20年近く青澤家に仕えた家政婦。緋紗子の他に、事件で生き延びたもう一人の人物。事件後、長いこと、後遺症に苦しんでいた。事件後は世間から犯人ではないかという疑いまで向けられ、事件に長年苦しめられる。事件現場にいたが、真相に近づく鍵となるのか...。
■栗城照晃(くりき・てるあき)/片岡愛之助
事件の担当刑事。折り鶴、連鶴が得意。不完全燃焼で事件の幕が閉じた。被害者のキミほか、関係者への聞き込みを粘り強く行った。あることを確信していたが、「何かおかしい」「だが証明できない」を反芻し、事件を最後まで疑い続けた。真相が近いと感じながらも、説明のつかない違和感を拭いさることができず、長年苦しむ。
<ストーリー>
北陸、K市の名家・青澤家で起きた大量毒殺事件。現場には、ユージニアという意味不明の言葉が出てくる詩のような一通の手紙が残されていた。当時、小学生だった目撃者のひとり、雑賀満喜子(岸井ゆきの)は、事件から10年後に、ふとした衝動に駆られ、大学の卒論の題材として、事件の関係者へのインタビューを始める。そして、少女時代の友人であり青澤家唯一の生存者である青澤緋紗子(成海璃子)と再会。この緋紗子との出会いが満喜子の人生を大きく変え、狂わせていくことに……。彼女の論文は、後に出版されベストセラーになるが、その一冊を残したきり満喜子は突如世間から消える。
事件から約30年の時を経て、フリーライターの田波友子(木竜麻生)が再びこの事件を調べるためにK市を訪れる。そんな彼女の前に満喜子が現われ、さらに緋紗子も米国からK市に戻ってくる。数十年を経て明かされる、残された者たちの想いとは……。
関連情報
出演:岸井ゆきの 木竜麻生 倉須 洸 倉持春希 / 丸山隆平 真木よう子 かたせ梨乃 / 成海璃子 片岡愛之助 原作:恩田 陸『ユージニア』KADOKAWA/角川文庫 脚本:安達奈緒子 音楽:ベンジャミン ベドゥサック 監督:古川豪(『金子差入店』他)、川井隼人(NHK「東京サラダボウル」、ディズニープラス「ガンニバル」他) プロデューサー:山田雅樹 稲葉尚人 中田志保 家冨未央 協力プロデューサー:小寺剛雄 施夢潔 制作プロダクション : 角川大映スタジオ 企画協力 :KADOKAWA 製作著作 :WOWOW
コメント
原作
恩田 陸『ユージニア』KADOKAWA/角川文庫
岸井ゆきの(雑賀満喜子 役)
本作の主演が決まった時の印象
恩田先生の小説は中学の頃から拝読していたので、オファーはとても嬉しく、同じくらいのプレッシャーもありました…
岸井ゆきの(雑賀満喜子 役)
本作の主演が決まった時の印象
恩田先生の小説は中学の頃から拝読していたので、オファーはとても嬉しく、同じくらいのプレッシャーもありました。
安達奈緒子さんの脚本だと聞き、いつも多角的に世界を描いていく安達さんとならこの物語に一緒に飛び込めるかもしれないと感じました。
実際に演じられてみて
話す人や、その時の気持ち、状況によって話す速度やイメージが変わる役だったので、シーンとシーンの繋がりを気にせずお芝居をするのは新鮮でした。
視聴者の皆様へのメッセージ
人生は選択の連続であるはずなのに、自分の意思とは別に、巻き込まれてしまった、つまり運命にもたらされた現実の中でそれぞれがどう生きるかの軌跡だと感じます。
記憶されたものと記録は同じものではないかもしれません。是非楽しんで観ていただければ幸いです。
木竜麻生(田波友子 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
自分の人生を生きている中で、他者と関わりながら自分を知っていくことが沢山あると思います…
木竜麻生(田波友子 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
自分の人生を生きている中で、他者と関わりながら自分を知っていくことが沢山あると思います。
いつ、どこで、どんな経験をするのか、そしてどんな感覚に陥るのか、それはその瞬間まで誰にも分からない。今作はまさにその”分からなさ“を考えてしまう作品のように感じます。
ぜひ皆さんに楽しんでいただけることを祈っております。
成海璃子(青澤緋紗子 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
20代と40代、それぞれの時代の青澤緋紗子を演じるにあたり模索した日々は楽しかったです…
成海璃子(青澤緋紗子 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
20代と40代、それぞれの時代の青澤緋紗子を演じるにあたり模索した日々は楽しかったです。
描かれている緋紗子はとても魅力的で、恩田陸先生の原作、安達奈緒子さんの脚本を読ませていただき、プレッシャーを感じつつもすぐにお引き受けしたいと思いました。
映像作品ならではの「ユージニア」を是非楽しみにしていただけたらと思います。
丸山隆平(雑賀誠一 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
あらゆる想いが絡み合う、美しくも残酷な物語…
丸山隆平(雑賀誠一 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
あらゆる想いが絡み合う、美しくも残酷な物語。
台本を読み終えた時、何とも言えない気持ちが心に遺りました。
今回いただいた役については、その人物に落とし込んでいく過程が、とても苦しくて楽しかったです。
作品の一部として役に立てたのか、皆さんにどう届くのか、楽しみでなりません。
3人の女性を軸に複雑に絡み合うヒューマンサスペンスを是非お楽しみ下さい。
真木よう子(緋紗子の母 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
記憶も真実も、ひとつではない…
真木よう子(緋紗子の母 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
記憶も真実も、ひとつではない。人が信じる「現実」の曖昧さに、私自身の哲学を重ねながら向き合えた作品でした。
かたせ梨乃(キミさん 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
生暖かい風が宴を包み込み 世間を震撼させる大惨事へと誘う…
かたせ梨乃(キミさん 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
生暖かい風が宴を包み込み 世間を震撼させる大惨事へと誘う。
誰が本当のことを語っているのか真実を知っているのか演じている私達も自分が何故生きているのかを考えさせられてしまう味わったことのない世界へようこそいらっしゃいました。
心揺れながらお楽しみ下さいませ。
片岡愛之助(栗城照晃 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
恩田陸さんの『ユージニア』という、非常に奥深く、謎めいた作品に参加させていただけることを嬉しく思っております…
片岡愛之助(栗城照晃 役)
視聴者の皆様へのメッセージ
恩田陸さんの『ユージニア』という、非常に奥深く、謎めいた作品に参加させていただけることを嬉しく思っております。
私が演じる栗城照晃は、事件を追う刑事です。
30年の時を経てもなお人々を翻弄する事件の真相とは何なのか。
ぜひ皆様も物語の中に入り込み、一緒に謎を追いながら最後までお楽しみください。
恩田陸(原作者)
「ユージニア」の映像化が決まった時のお気持ち
2005年の刊行以来、海外からも含め映像化のオファーはいろいろいただいていたのですが、刊行20年目の節目に映像化が決まったのは、完全版が出たこともあり、感慨深いものがあります…
恩田陸(原作者)
「ユージニア」の映像化が決まった時のお気持ち
2005年の刊行以来、海外からも含め映像化のオファーはいろいろいただいていたのですが、刊行20年目の節目に映像化が決まったのは、完全版が出たこともあり、感慨深いものがあります。
視聴者の皆様へのメッセージ
映像版は、またひとつの新たな『ユージニア』になっていると思います。素晴らしい脚本とキャストに恵まれ、私も皆さんと一緒にワクワクしています。
安達奈緒子(脚本)
視聴者の皆様へのメッセージ
脚本の大筋ができた頃、恩田陸先生にお目にかかる機会をいただきました…
安達奈緒子(脚本)
視聴者の皆様へのメッセージ
脚本の大筋ができた頃、恩田陸先生にお目にかかる機会をいただきました。この難解であるがゆえに取り憑かれてしまう物語の“正解”が掴みたくて、わたしは縋る思いでさまざまお尋ねし、恩田先生はそのすべてに丁寧に答えてくださいました。でも先生は“わかりやすい正解”を絶妙に回避されていたように思います。
『ユージニア』は読者や視聴者を、“傍観者”という安全な場所から引きずり出す物語だと感じています。否応なく事件に巻き込まれ、自分が見たものが見たまま真実だと言いきれるのか、物語が進むにつれてわからなくなってしまう。そのそれぞれの“体験”を映像にする。大変な挑戦だと思います。けれどわたしは、この物語の駆動である満喜子が掴んだ、満喜子だけの“真実”を見てみたいと思いました。
岸井ゆきのさんが、その身体を通じて満喜子の体験を紡ぎ出してくださっています。「真実を知っているのはわたしだけ」という陶酔感に一緒に浸っていただけたらと思います。
古川豪(監督)
視聴者の皆様へのメッセージ
圧倒的だった…
古川豪(監督)
視聴者の皆様へのメッセージ
圧倒的だった。俳優陣の圧倒的芝居を余すことなく視聴者に届けるためには?と奔走する毎日だった。再会した俳優陣も、初めての俳優陣も、また必ずどこかで。「ユージニア」俳優陣が紡いでくれた演技に魂が奮えた。
山田雅樹(WOWOW/コンテンツプロデュース局ドラマ制作部 チーフプロデューサー)
『ユージニア』を初めて読んだ時、読み終えた後も何かが心にくすぶり続け、まさに、それが原作世界の澱のようになかなか離れてくれませんでした…
山田雅樹(WOWOW/コンテンツプロデュース局ドラマ制作部 チーフプロデューサー)
『ユージニア』を初めて読んだ時、読み終えた後も何かが心にくすぶり続け、まさに、それが原作世界の澱のようになかなか離れてくれませんでした。美しい過去の記憶の情景の中に描かれた事件。「誰がやったのか」ではなく「なぜ人はこの事件に狂わされ損なわれ続けるのか」という問い。そして、読者自身が物語に「参加している」ような感覚——原作出版のKADOKAWAの小寺プロデューサーにお声がけいただき、角川大映スタジオのご協力のもと、脚本に安達奈緒子さん、古川豪監督、そして、主演に岸井ゆきのさんを迎え、「この作品はこれまでにないドラマになる」という確信がありました。本作の原作『ユージニア』は、米・ニューヨーク・タイムズ、英・ガーディアン、ドイツ・ミステリー界をはじめ、6言語に翻訳され、世界中で読まれてきた物語です。その傑作が、いよいよ映像になります。事実を超えた真実で、どうか震えていただけたら幸いです。