浅丘ルリ子、岡田茉莉子、有馬稲子の3大女優が豪華競演。吉田喜重監督が、映画スターとしての女優という存在に対する愛惜と別離の念を込めて生み出した意欲的なドラマ。
新作映画「告白的女優論」への出演を間近に控えた、海堂あき、一森笙子、伊作万紀子の3人の女優たちは、各自悩みを抱え、苦しんでいた。あきには高校時代の同級生で付き人の京子がいたが、2人の過去にはある秘密があった。笙子は、新作の撮影を目前にして声が出せなくなったと訴え、マネジャーの南川を困らせる。そして万紀子は、母の再婚相手である義父とかつて心中を図ったものの、自分だけ生き残るという体験の持ち主だった。作品データ
- 制作年/1971
- 制作国/日本
- 内容時間/125分
- ジャンル/ドラマ
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