映画

ハヌ・マン

平凡な青年がインド神話の猿神ハヌマーンの力を授かり、人々を救うために立ち上がる。力を手にした主人公の成長を描き、本国インドで大ヒットしたヒーローアクション。

インド二大叙事詩の一つ「ラーマーヤナ」にも描かれ、現在でも民間信仰の対象として広く敬われているインド神話の猿神ハヌマーンを題材にしたヒーローアクション。村のお荷物扱いだった主人公が、次第にヒーローとして使命に目覚めていく姿が見どころだ。一方、悪役は幼い頃からヒーローに憧れ、力を求めるあまりに道を踏み外した男。2人の対決をクライマックスに、ハヌマーンの圧倒的なパワーを感じさせるアクションの数々が痛快だ。エンディングではさらなる戦いが予兆され、続編を期待させる作りになっている。