
「ナミビアの砂漠」などで話題が沸騰し、今最も旬な俳優・河合優実が、まだ人気に火が付く前の2020年、失踪した幼なじみを捜す女子高生を演じた初期の激レア主演映画。
写真部に所属する女子高生の川井。彼女の幼なじみの椿は、その美しさと誰とでも分け隔てなく接する優しさで、学校でも人気の的。その一方で、椿は川井にだけ見せる意外な一面もあった。そんなある日、椿は不意に失踪してどこかへ消えてしまう。川井は、椿を捜して、廃墟で共同生活をする不思議な人々の一団と出会う。彼らは、自分たちのすみかを<国>と呼び、<王様>と呼ばれる男性を、ナズナという女性が献身的に世話していた。