藤沢周平が「橋」を舞台に紡いだ短編集『橋ものがたり』の一編を映像化。主演の橋爪功が老境を迎えつつあるひとりの男の諦念と矜持を圧倒的な存在感で魅せる。
イカサマのサイコロを振り続けるのがイヤになり、ついに親分を裏切って故郷の江戸を後にしたつぼ振り師の弥平。しかし、望郷の念に駆られた彼は、ある日江戸へ舞い戻ってくる。夕焼けを眺める気のいい女郎・おさよに呼び止められた弥平は、彼女から、亭主の借金のカタに自ら身売りしたという身の上話を聞かされる。気になった弥平は後日、おさよの住居へ様子を見に出向き、おさよの亭主・慶吉がすっかり遊び呆けていることを知る。作品データ
- 制作年/2017
- 制作国/日本
- 内容時間/59分
- ジャンル/歴史劇/時代劇/西部劇
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