映画

ナイアガラ(2014)

後に「ＰＬＡＮ　７５」が第７５回カンヌ国際映画祭で受賞する早川千絵監督が、先駆ける第６７回の同映画祭でシネフォンダシオン部門に入選するなど高い評価を受けた短編。

カンヌ国際映画祭でシネフォンダシオン部門に入選した後、日本のぴあフィルムフェスティバルでグランプリに輝くなど、新鋭の早川監督を世界が知った重要作。元々本作は早川監督が通ったENBUゼミナールの卒業製作として作られたが、早川監督は脚本・撮影（共同）・編集を兼任し、自身の豊かで繊細な感性を焼き付けた。本作の後、早川監督は、是枝裕和監督が総合監修を務めたオムニバス映画「十年 Ten Years Japan」で手掛けた短編を発展させた「PLAN 75」が高い評価を受けることになる。