映画

ハウ

田中圭が、犬と心を通わせる青年を演じるヒューマン群像ドラマ。婚約者に別れを告げられた青年が出会ったのは白い大型の保護犬。声が出せない心優しい犬と青年の絆を描く。

脚本家・斉藤ひろしの小説を、「グーグーだって猫である」など、動物がテーマの作品を数多く手掛けてきた犬童一心監督が映画化。田中演じる区役所職員・民夫と白い大型の保護犬“ハウ”の触れ合いがメインに描かれる。野球のボールを追いかけたことをきっかけに、別れ別れになった民夫とハウの物語が交差しながら展開。ハウがさまざまな人々と出会っていく過程はロードムービー風で、長澤樹演じる麻衣、モトーラ世里奈が演じるめぐみ、宮本信子演じる志津など、ハウがそれぞれの心を癒やしていく姿に感動させられる。