映画

チェルノブイリ1986

１９８６年のチェルノブイリ原子力発電所事故を、当時の現地で暮らしていた人々の視点から再現。原発事故の危険性について改めて考えさせられる戦慄のパニックサスペンス。

チェルノブイリ原発事故は、当時のソ連が崩壊するきっかけになったという声もあるほどの歴史的非常事態。近年では米国のドラマ「チェルノブイリ」でも題材になったが、そんな大事故に当時の現地で暮らしていた人々という異なる視点から迫ったのが本作。主人公は事態の収拾に挑んだ消防士だが、その壮烈な運命は同情せざるを得ないもの。製作陣のひとり、A・ロドニャンスキーは事故当時、ドキュメンタリーの製作者として事故を取材し、その体験を本作の製作に反映させたという。ロシアを代表する実力派俳優陣が共演。