映画

沖縄10年戦争

１９７６年公開の「沖縄やくざ戦争」でも共演した松方弘樹、千葉真一が再び顔をそろえ、本土復帰後の沖縄を舞台に勃発する熾烈な闘いを鮮烈に描いた東映実録ヤクザ映画。

沖縄が本土に復帰してから2年後の昭和49年。海洋博の開催を翌年に控え、その莫大な利権をめぐって、本土の巨大暴力団も沖縄への進出の機会をうかがう中、かつて沖縄戦で本土の捨て駒にされ、ヤマトンチューに対して深い恨みを抱く地元のヤクザたちの間で、その応対をめぐって意見が二分。かくして、沖縄ヤクザと本土の巨大暴力団、そして地元警察の間で熾烈な三つどもえの闘いが勃発する様子を、「男の紋章」シリーズの松尾昭典監督が鮮烈なタッチで描く。主演は、先に「沖縄やくざ戦争」でも共演した松方と千葉。