映画

ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ

今は亡き不世出の伝説的ジャズシンガー、Ｂ・ホリデイ。黒人差別と闘い続けた彼女の波乱の生涯を、現代の実力派シンガー、Ａ・デイが熱演して高い評価を得た音楽伝記映画。

黒人リンチの実態を告発する戦慄的な名曲「奇妙な果実」で広く世に知られ、人種差別やアルコール、ドラッグと闘い続けた末、1959年、44歳の若さでこの世を去ったホリデイ。そんな彼女の波瀾万丈の生涯を、「プレシャス」のL・ダニエルズ監督が映画化。これが映画初主演となる現代の実力派R＆Bシンガー、デイが、主人公のホリデイに扮して渾身の演技と歌唱力を披露。第93回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ、第78回ゴールデングローブ賞ではドラマ部門の主演女優賞に輝くなど、絶賛を博した。