
今は亡きニュー・ジャーマン・シネマの鬼才R・W・ファスビンダー監督が、1970年代にいち早くバーチャルリアリティを題材に描いた、2部構成のSFテレビ映画大作。
未来社会を予測できるスーパーコンピューターの開発に取り組んでいた未来研究所のフォルマー教授が、神経に異常をきたして変死を遂げ、シュティラーがその後任に指名される。しかしシュティラーも早速、異様な事態に直面。フォルマーの変死の現場に居合わせたラウゼが、その様子をシュティラーに話そうとした瞬間、忽然と消えてしまった上、周囲の誰もが、ラウゼなど知らないと彼の存在自体を否定し、シュティラーは途方に暮れる。作品データ
- 原題/Welt am Draht
- 制作年/1973
- 制作国/西ドイツ
- 内容時間(字幕版)/213分
- ジャンル/サスペンス/ミステリー・SF/ファンタジー
出演
役名 | 役者名 |
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フレッド・シュティラー | クラウス・レーヴィッチェ |
ヘルベルト・ジスキンス | カール=ハインツ・フォスゲラウ |
ヘンリー・フォルマー | アドリアン・ホーフェン |
エヴァ・フォルマー | マーシャ・ラベン |
グロリア・フロム | バーバラ・ヴァレンティン |
ギュンター・ラウゼ | イヴァン・デスニー |
車中の男 | エディ・コンスタンチーヌ |
スタッフ
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監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
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脚本フリッツ・ミュラー=シェルツ
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脚本ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
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撮影ミヒャエル・バルハウス
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音楽ゴットフリート・ヒュングスベルク