映画

ハニーボーイ

「トランスフォーマー」シリーズ第１～３作などで知られるハリウッド男優Ｓ・ラブーフが出演・脚本を兼任し、自身の少年時代や厳しい父親との関係を振り返った自伝的物語。

大スターながら私生活で問題が多く、“お騒がせセレブ”と呼ばれることが多いラブーフが出演と脚本を兼任し、少年時代、自身を虐待し続けた父親と自分をモデルにした自伝的な物語。子役俳優として成功した主人公がマネジャー的役割の父親を相手に苦心した少年時代と、それがトラウマとなって暴走したその青年時代の初めの両方を取り上げ、セレブの醜聞に興味がある観客の興味を満たすが、描かれる各事件は背景となる1995年と2005年のラブーフのキャリアとずれがあり、現実は下敷きにしただけと解釈すべきか。