映画

クワイエット・プレイス 破られた沈黙

音を立てると襲ってくるクリーチャーに立ち向かう家族を描いた大ヒットホラー「クワイエット・プレイス」の続編。アボット一家は、今までいた世界の外でサバイバルに挑む。

音を立てることをタブーにし、コロナ禍でロックダウンされた世界を予見したような「クワイエット・プレイス」の続編。前作で主役を務めたJ・クラシンスキーは序盤のみに出演し、本作では監督業にほぼ専念。本作で重要な役割を担うのはM・シモンズが演じる耳の不自由な長女リーガンとなる。加えて一家と再会する知人エメットが新登場し、C・マーフィがこの役を演じる。緊迫感満点のサバイバルホラーではあるが、リーガンと、N・ジュープが演じるその弟マーカスの成長という要素が加わり、より物語性が深くなった。