第69回ベルリン国際映画祭で、エキュメニカル審査員賞とギルド映画賞をW受賞。北マケドニアを舞台にひとりの女性が思わぬ珍騒動を巻き起こすさまを痛烈に描いた会心作。
北マケドニアの小さな町に暮らす32歳の独身女性、ペトルーニャ。恋人も定職もなく、いまだに実家で暮らす彼女は、ある日、母親の勧めで渋々就職の面接に出向くが、担当者の男性からセクハラに遭った上、あっさり就職を断わられてしまう。その帰り道、彼女は地元の宗教的な伝統儀式に遭遇し、司祭が川に投げ入れた〈幸せの十字架〉をつい手にするが、本来その儀式は女人禁制だったことから、彼女の行動は一大騒動へと発展し……。作品データ
- 原題/Gospod postoi, imeto i' e Petrunija
- 制作年/2019
- 制作国/北マケドニア/フランス/ベルギー/クロアチア/スロベニア
- 内容時間(字幕版)/101分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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ペトルーニャ | ゾリツァ・ヌシェヴァ |
スラビツァ | ラビナ・ミテフスカ |
警察署長ミラン | シメオン・モニ・ダメフスキ |
司祭 | スアド・ベゴフスキ |
ダルコ | ステファン・ヴイシッチ |
スタッフ
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監督テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ
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製作ラビナ・ミテフスカ
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脚本エルマ・タタラジッチ
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脚本テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ
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撮影ヴィルジニー・サン=マルタン
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音楽オリヴィエ・サムイヤン