映画

スナイパー 孤高の弾丸

イラン・イラク戦争で活躍したイラン軍の伝説的スナイパー、アブドラスル・ザリンの実話を下敷きにしたミリタリーアクション。イラク軍を恐れさせた名狙撃手の活躍を描く。

物語の背景となっているのは1980～88年のイラン・イラク戦争。イラクがイランを急襲し、イランがそれに反撃して始まった戦争だ。一匹狼ながらイラン軍で周囲から“ホメイニの狙撃手”と呼ばれて一目を置かれる本作の主人公ラスールのモデルとなったザリンは、一説によればイラク兵を約2000人も仕留めたとか。名狙撃銃ドラグノフを操るラスールの活躍を見ものとしながら、前半から大砲の射撃があり、後半は戦車・装甲車も登場するなど、戦争アクション大作として迫力満点だ。WOWOWの放送が日本初公開。