映画

キル・チーム

アフガニスタンに派遣された米軍兵士が民間人の殺害を繰り返していたという衝撃の事件を下敷きにした戦場サスペンス。上官の非人道的行為を知った若き兵士の葛藤を描く。

2021年8月末の米軍全面撤退も記憶に新しいアフガニスタンを舞台にした戦場サスペンス。D・クラウス監督が、2013年にドキュメンタリー映画として取り上げた題材を、今度は劇映画で描いた。民間人の中にテロリストが紛れ、いつ殺されるか分からない紛争地の現実と、かといって証拠もなく民間人を殺すことが許されるのかという正義の間で苦悩する青年兵の姿を綴る。海外版「Death　Note／デスノート」のN・ウルフが主人公の兵士役を熱演した。共演は「ゴジラvsコング」のA・スカルスゲールド。