
この世界は、かくもおかしく、愛おしい――。E・スレイマンが10年ぶりに監督。第72回カンヌ国際映画祭で、スペシャルメンションと国際批評家連盟賞に輝いた風刺喜劇。
イスラエルのナザレ。映画監督のESは、隣人がよその家の庭に勝手に入り込み、庭木の果実を盗むさまを目撃する。やがて旅に出た彼は、まずパリへ。その地で彼は、美しく着飾った人々が街を歩く姿を眺めて優雅な気分を味わう一方、戦車やパトカーが道を走るさまも目にする。次いでNYへ渡った彼は、街を行き交う人々が皆、武器を持ち歩く物騒な光景を目の当たりにし、いずこも似たようなものと、不思議な感慨を抱くことに。作品データ
- 原題/It Must Be Heaven
- 制作年/2019
- 制作国/フランス/カタール/ドイツ/カナダ/トルコ/パレスチナ
- 内容時間(字幕版)/102分
- ジャンル/コメディ
受賞歴
- 第72回(2019)カンヌ国際映画祭スペシャルメンション
- 第72回(2019)カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞
出演
役名 | 役者名 |
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ES | エリア・スレイマン |
ガエル・ガルシア・ベルナル | ガエル・ガルシア・ベルナル |
年老いた隣人 | タリク・コプティ |
レストランの兄弟のひとり | アリ・スリマン |
フランスの映画プロデューサー | ヴァンサン・マラヴァル |
スタッフ
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監督エリア・スレイマン
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製作エドワール・ヴェイユ
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製作ロリーヌ・ペラッシ
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製作エリア・スレイマンほか
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脚本エリア・スレイマン
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撮影ソフィアン・エル・ファニ