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ある画家の数奇な運命

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ある画家の数奇な運命

激動の時代を生き抜くひとりの若き芸術家の姿を描き、第75回ヴェネチア国際映画祭コンペ部門で高評価を得、第91回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた秀作。

長編映画デビュー作の「善き人のためのソナタ」では、東西冷戦期の東ドイツの国家監視体制の実態を描いて、第79回アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、数々の映画賞に輝き、絶賛を博したF・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督。そんな彼が本作では、現代美術界の巨匠ゲルハルト・リヒターの半生をモデルに、ナチス政権下から戦中・戦後に至る激動の時代のドイツを生き抜くひとりの若き芸術家の姿を、3時間余りにわたってじっくりと描き、再び高い評価を得た。主演は、「コーヒーをめぐる冒険」のT・シリング。

ある画家の数奇な運命

激動の時代を生き抜くひとりの若き芸術家の姿を描き、第75回ヴェネチア国際映画祭コンペ部門で高評価を得、第91回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた秀作。

ナチス政権下のドイツ。クルトは、芸術を深く愛する美しい叔母エリザベトから「何事からも目をそらさないで」と教わり、感受性豊かな少年に育つ。エリザベトはやがて精神のバランスを崩して入院し、ナチスの推進する政策に従って断種の処置を施された上、ついには安楽死させられる運命に。戦後、青年となったクルトは、芸術家を志して東ドイツの美術学校に進学。そこで亡き叔母にどこか似た女性エリーと出会い、彼女と恋に落ちる。

作品データ

  • 原題/Werk ohne Autor
  • 制作年/2018
  • 制作国/ドイツ
  • 内容時間(字幕版)/190分
  • ジャンル/ドラマ

受賞歴

  • 第75回(2018)ヴェネチア国際映画祭ヤング・シネマ賞

出演

役名 役者名
クルト・バーナート トム・シリング
カール・ゼーバント セバスチャン・コッホ
エリー・ゼーバント パウラ・ベーア
アントニウス・ファン・フェルテン オリヴァー・マスッチ
エリザベト・マイ ザスキア・ローゼンダール

スタッフ

  • 監督
    フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
  • 製作
    フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
  • 製作
    ジャン・モイト
  • 製作
    クイリン・ベルクほか
  • 脚本
    フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
  • 撮影
    キャレブ・デシャネル
  • 音楽
    マックス・リヒター

ユーザーレビュー

現在、2件のレビューが登録されています。

  • 最高の映画

    • ★★★★★
    • あかでみ
    • 2022/04/23 01:41

    私が今まで生きてきて観た映画の中で最高の作品でした。好き好きなのでしょうが、「ニュー・シネマ・パラダイス」を超えました。多分見た事が無い方が多いのではないでしょ 続きを読む

  • 表現者の感性を垣間見た

    • ★★★★★
    • Tomozology
    • 2021/09/18 11:46

    ドイツの画家ゲルハルト・リヒターがモデルの作品。
    伝記映画は当たり外れが激しいが、本作品は三時間超の長尺ながら、全く飽きることのない超良作!

    面白いと感じた点
    続きを読む

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