
激動の時代を生き抜くひとりの若き芸術家の姿を描き、第75回ヴェネチア国際映画祭コンペ部門で高評価を得、第91回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた秀作。
ナチス政権下のドイツ。クルトは、芸術を深く愛する美しい叔母エリザベトから「何事からも目をそらさないで」と教わり、感受性豊かな少年に育つ。エリザベトはやがて精神のバランスを崩して入院し、ナチスの推進する政策に従って断種の処置を施された上、ついには安楽死させられる運命に。戦後、青年となったクルトは、芸術家を志して東ドイツの美術学校に進学。そこで亡き叔母にどこか似た女性エリーと出会い、彼女と恋に落ちる。作品データ
- 原題/Werk ohne Autor
- 制作年/2018
- 制作国/ドイツ
- 内容時間(字幕版)/190分
- ジャンル/ドラマ
受賞歴
- 第75回(2018)ヴェネチア国際映画祭ヤング・シネマ賞
出演
役名 | 役者名 |
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クルト・バーナート | トム・シリング |
カール・ゼーバント | セバスチャン・コッホ |
エリー・ゼーバント | パウラ・ベーア |
アントニウス・ファン・フェルテン | オリヴァー・マスッチ |
エリザベト・マイ | ザスキア・ローゼンダール |
スタッフ
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監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
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製作フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
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製作ジャン・モイト
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製作クイリン・ベルクほか
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脚本フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
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撮影キャレブ・デシャネル
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音楽マックス・リヒター