映画

アドリフト 41日間の漂流

「ダイバージェント」のＳ・ウッドリーが主演した、実話に基づく人間ドラマ。巨大ハリケーンに襲われ、重傷を負った婚約者と大海原を漂流した女性のサバイバル体験を描く。

1983年にタヒチからサンディエゴまでヨットを回航中に遭難、漂流したカップルの実話を「エベレスト」のB・コルマウクル監督が映画化。物語はウッドリー演じるタミーとS・クラフリン演じるリチャードが漂流する現在と、2人が航海に出た過去を交互に描き、漂流の過酷さをさらに浮かび上がらせる構成となっている。製作にも名を連ねたウッドリー渾身の演技が出色だ。映画の中ではウッドリーとクラフリンの2人がメインで、前半の回想場面のあるセリフに仕掛けがあるのだが、それを見つけるのもお楽しみ。