
英国ロイヤル・バレエ団の元プリンシパルで世界的バレエダンサー熊川哲也率いるKバレエカンパニー。オリジナル要素も盛り込まれたロマンティックな「コッペリア」を放送。
アルトゥール・サン=レオン振り付け、レオ・ドリーブ作曲による全3幕のバレエとして、1870年に初演された「コッペリア」。恋人のいる青年が夢中になった娘が、実はえたいの知れない老博士の作った等身大の自動人形であったというE.T.Aホフマンの怪奇小説をモチーフとした本作。後に産声を上げた「くるみ割り人形」や「ペトルーシュカ」などに見られる“人形が生命を得る”という題材をバレエにもたらした先駆けともいわれている。Kバレエカンパニーでは、2004年に初演され、熊川哲也の手によって登場人物のキャラクターが、よりビビッドに造形されたコメディ作品に仕上がった。クラシックバレエの表現に新たな可能性をもたらした記念碑的作品をとくとご覧あれ。
収録日・収録場所
- 2018年5月24日/東京 Bunkamuraオーチャードホール
出演
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小林美奈
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山本雅也
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スチュアート・キャシディ
スタッフ
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芸術監督熊川哲也
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指揮井田勝大
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管弦楽シアター オーケストラ トーキョー