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マクベス(スコットランド・ナショナルシアター版) with 佐々木蔵之介

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マクベス(スコットランド・ナショナルシアター版)

佐々木蔵之介がたったひとりでシェイクスピア「マクベス」の登場人物20役を演じ、観客を熱狂の渦に巻き込んだ伝説の舞台。鬼才A・ゴールドバーグの斬新な演出は必見。

シェイクスピアの作品の中でも、欲望と罪の狭間で悩みもだえる人間の姿を描いたことで名高い心理劇を新たな解釈で舞台化し、佐々木蔵之介がひとりで20人の登場人物を演じた「マクベス」を放送する。登場人物のほとんどをひとりで演じ切るというコンセプトのもとに作られたナショナル・シアター・オブ・スコットランド(NTS)版「マクベス」は、精神科病院を舞台に、病室に隔離された患者の動きを監視カメラが捉え、病棟のモニターに映し出す。女性医師と看護師が登場するが、佐々木がマクベスだけでなくマクベス夫人、同輩のバンクォー、国王ダンカン、その忠臣マクダフ、3人の魔女など合計20役をひとりで演じ、大好評のうちに幕を閉じた傑作だ。
NTS版「マクベス」は俳優のアラン・カミング主演で2012年6月にスコットランドで初上演。日本初演となる今作はオリジナル版の演出家アンドリュー・ゴールドバーグを招き、美術、衣装、映像、音響デザインもNTSの全面協力のもと、日本語版として作られている。「この舞台は特別。自分の後ろまで見えるような研ぎ澄まされた感覚だった」と語る佐々木蔵之介。彼の挑戦が生んだ演劇史に残る傑作を見逃すな。

マクベス(スコットランド・ナショナルシアター版)

佐々木蔵之介がたったひとりでシェイクスピア「マクベス」の登場人物20役を演じ、観客を熱狂の渦に巻き込んだ伝説の舞台。鬼才A・ゴールドバーグの斬新な演出は必見。

閉鎖病棟で女性医師(大西多摩恵)と看護師(由利昌也)にカメラと窓からの目視によって常に行動を監視され続けている患者(佐々木蔵之介)は、その視線を気にするそぶりもなく、次々と役どころを変えながら「マクベス」の世界を体現していく。「マクベス」の物語とともに、次第に明らかになる患者の過去。一体何が彼に「マクベス」を語らせたのか…?
勇猛果敢な将軍マクベスは、妻と共謀して主君であるダンカン王を暗殺し、自らが王位に就く。しかし、小心者な一面を持つマクベスは、内外から襲い来る重圧に耐え切れず錯乱。それが高じて暴政を行なうようになり、最後には貴族や王子らの復讐の刃の下に倒れてしまう。

収録日・収録場所

  • 2015年/東京 PARCO劇場

出演

  • 佐々木蔵之介

スタッフ

  • 日本版演出
    アンドリュー・ゴールドバーグ
  • 美術
    マール・ハンセル
  • 照明デザイン
    ナターシャ・シヴァース
  • 音響デザイン
    ファーガス・オヘア
  • 映像デザイン
    イアン・ギャロウェイ
  • 技術監督
    ニアル・ブラック
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