1964年から始まり、高倉健の人気を決定づけた東映の任侠映画シリーズのいよいよ最終第11作。明治中期の金沢を舞台に悪徳政治家に怒りの刃を向ける主人公の姿を描く。
九州の博多で車夫をしていた鉄砲松吉は、とある事件をきっかけにその地での生活を引き払い、母の郷里である金沢を目指すことに。空腹で危うく行き倒れになりそうになった彼を助けたのは、武家屋敷の住人・芳恵。一家が零落し、彼女は、弟を進学させるため、家を売り、自らも身を売って芸者になる覚悟を固めていた。馬車会社の山田社長の世話で金沢でも車夫となった松吉は、芸者となった彼女を身請けするため、懸命に働き続ける。作品データ
- 制作年/1971
- 制作国/日本
- 内容時間/98分
- ジャンル/アクション/冒険
出演
役名 | 役者名 |
---|---|
鉄砲松吉 | 高倉健 |
稲垣芳恵(小芳) | 十朱幸代 |
山田黒兵衛 | 辰巳柳太郎 |
御家政 | 池部良 |
青山圭介 | 大木実 |
スタッフ
-
監督小沢茂弘
-
脚本笠原和夫
-
撮影吉田貞次
-
音楽津島利章