映画

ゲットバック−絶体絶命−

億万長者から一転して無一文になった銀行家が、財産を奪い返すため、本来自分のものだった銀行を襲撃することに。本国ロシアで大ヒットを記録した痛快強奪アクション。

かつて行なった精子提供のため、自分の知らない子どもたちがたくさんいるはずの銀行家が、相続のトラブルを避けるため資産をビジネスパートナー名義にしていたことから全財産を奪われるはめに。無一文になった主人公は、見つけ出した遺伝子上の子どもたちとともに、財産を取り戻すための大作戦を決行する。銀行襲撃のスリルに加え、ワンマンで傲慢だった主人公が、ハッカーや元犯罪者など、知らない人生を歩んでいた“子どもたち”と本当の親子になっていくさまが感動を誘う痛快にして後味のいい作品となった。