映画

ブラインドスポッティング

第３４回サンダンス映画祭のオープニング作品として上映され、幅広い支持を獲得。カリフォルニア州のオークランドを舞台に、黒人と白人２人組の友情と葛藤を描いた秀作。

カリフォルニア州のオークランドで、ともに仲良く生まれ育ったコリンとマイルズ。しかし、ある晩、白人警官が黒人男性を射殺するさまを、コリンが偶然目撃。それをきっかけに、黒人のコリンと白人のマイルズの間には、人種の違いという見えざる壁が存在することが浮き彫りとなり、2人の長年の友情に大きな亀裂が生じるさまを、メキシコ出身の新鋭C・ロペス・エストラーダ監督が硬軟自在の演出で活写し、好評を博した。主演の2人、D・ディグスとR・カザルは私生活でも長年の友人で、共同で製作や脚本も兼任。