
松本清張の同名小説を野村芳太郎監督が映画化。張り込みを続ける2人の刑事を大木実と宮口精二、彼らに見張られる人妻を高峰秀子が好演したサスペンス映画の屈指の傑作。
東京の深川で2人組の犯人による質屋強盗殺人事件が発生。主犯は逮捕されたものの、共犯の石井は目下逃走中。彼が昔の恋人に会いたがっていたという主犯の証言をもとに、2人の刑事、柚木と下岡が、暑い夏のさなか、横浜駅から満員の夜行列車に乗り込み、九州の佐賀県まで出向くことに。彼らは、いまや人妻となっているさだ子という女性を見張るため、彼女の家の真向かいにある宿の2階の部屋に陣取り、辛抱強く張り込みを続ける。作品データ
- 制作年/1958
- 制作国/日本
- 内容時間/116分
- ジャンル/サスペンス/ミステリー
出演
役名 | 役者名 |
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柚木隆雄 | 大木実 |
下岡雄次 | 宮口精二 |
横川さだ子 | 高峰秀子 |
石井 | 田村高廣 |
高倉弓子 | 高千穂ひづる |
山田 | 内田良平 |
スタッフ
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監督野村芳太郎
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脚本橋本忍
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撮影井上晴二
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音楽黛敏郎