映画

こどもしょくどう

貧困や育児放棄で満足な食事のできない子どもたちの駆け込み寺として注目される“子ども食堂”を題材にしたヒューマンドラマ。常盤貴子、吉岡秀隆ら豪華キャストが出演。

「火垂るの墓（2008）」「爆心　長崎の空」など、社会派テーマを織り込んだ作風で知られる日向寺太郎監督が、格差の広がる日本社会と、その犠牲にされる子どもたちの苦難を見つめたヒューマンドラマ。満足な食事を取ることが困難な子どもたちに、無償あるいはわずかな費用で食事を提供する“子ども食堂”をモチーフに、町の小さな食堂を営む一家が、問題を抱えた子どもたちとの交流を通じて子ども食堂のサービスを始めるまでを綴る。藤本哉汰ら子役たちの熱演を、常盤、吉岡ら実力派豪華キャストがサポートした。