映画

竜馬を斬った男

早乙女貢の同名短編小説をもとに、京都見廻組組頭として坂本竜馬を斬った幕末の志士・佐々木只三郎の知られざる半生を、今は亡き人気俳優・萩原健一の主演で描いた時代劇。

幕末の動乱期、京都見廻組組頭として攘夷派の浪士たちを取り締まる側に回り、討幕を唱えてゲリラ的な活動を展開した海援隊隊長・坂本竜馬を斬ったとされる旗本・佐々木只三郎。殺された坂本竜馬とは裏腹に、その後、歴史の闇に埋没することとなった彼の知られざる半生を、早乙女貢の同名短編小説をもとに、山下耕作監督が映画化。2019年にこの世を去った人気俳優、ショーケンこと萩原健一が佐々木只三郎、根津甚八が坂本竜馬にそれぞれ扮して、各自の個性と存在感を発揮。共演は、藤谷美和子、島田陽子ほか。