映画

そらのレストラン

大泉洋が、おいしいチーズ作りに邁進する酪農家に扮したハートウオーミングドラマ。自然に寄り添った食を追求する酪農家と仲間たちは一日限定のレストランを開くべく奮闘。

「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」に続く“北海道映画”シリーズの第3作。実際に循環農業に取り組む自然派農民ユニット“やまの会”をモデルに、「サクラダリセット」2部作の深川栄洋が監督。大泉が悩みながらもチーズ作りに勤しむ酪農家の主人公・亘理役を持ち前の確かな演技力で表現し、本上まなみがそんな彼を支える美しい妻、こと絵役で花を添えた。亘理の師匠・大谷役を演じる小日向文世のまさにいぶし銀の演技も映画を引き締め、人気番組「水曜どうでしょう」の鈴井貴之が場面をさらうのもご愛嬌。