映画

マイ・サンシャイン

１９９２年、ＬＡで起きた暴動に巻き込まれることになった市井の人々の姿を、「チョコレート」のＨ・ベリーと「００７」シリーズのＤ・クレイグの共演で描いた群像ドラマ。

1991年、スピード運転で逮捕された黒人男性のロドニー・キングに対し、複数の白人警官たちが殴る蹴るの暴行を加え、その様子を撮影した映像が世間に流出したことから、物議を醸すことに。しかし翌年春、警官たちに無罪の評決が下されたことから、大勢の黒人たちが暴徒と化し、LA市街で大規模な暴動が発生。この歴史的な暴動に図らずも巻き込まれることになった庶民たちの姿を、ベリーとクレイグの共演で人情味豊かに綴る。監督は「裸足の季節」で高い評価を得たトルコ出身の女性監督、D・G・エルギュヴェン。