映画

リベンジgirl

桐谷美玲がコメディ演技に磨きをかけたラブストーリー。東大を首席で卒業し、性格以外は完璧な女子が、政治家の御曹司に失恋したことをきっかけに総理大臣を目指す！？

清智英＆吉田恵梨香の小説を「旅猫リポート」の三木康一郎監督が映画化。「ヒロイン失格」でコメディエンヌとしての才能を見せた桐谷が、失恋へのリベンジのため選挙に出馬する完璧女子・美輝を多彩な表情で演じ、美輝の秘書・門脇役の鈴木伸之も強い信念を持つ寡黙な男性を好演。美輝が表面的には高飛車に見えても、実は嘘をつけない素直な女性と分かるあたりから彼女の印象が変わり、決めゼリフ「私を誰だと思ってるの？　宝石美輝よ！」というセリフのニュアンスが、序盤と終盤でまったく違ってくるのも心憎い。