映画

ミッドナイト・スネーク 絡み合う毒牙

研究のためアフリカの山奥を訪れた昆虫学者とその妻。だが２人が眠るテントの中には世界最悪の毒ヘビ、ブラックマンバがいた。身動きできない恐怖が展開する極限スリラー。

舞台のほとんどはテントの中、登場人物はほぼ2人だけという、まさにソリッドなワンシチュエーションスリラー。猛毒を持つ上に性格が獰猛、かまれたらすぐに血清を注射しなければ確実に命を落とすという世界最悪の毒ヘビ、ブラックマンバがテントにはい込んで来たことから夫婦の悪夢が始まる。ヘビを刺激しないよう身じろぎもできない状況の中で、運悪く妻の浮気が発覚、夫婦の愛憎のドラマが緊迫感をさらにかき立てていく。「ゾンビーワールドへようこそ」の美女S・デュモントが妻役を熱演した。