映画

ロダン カミーユと永遠のアトリエ

“近代彫刻の父”と称されるフランスの彫刻家、Ａ・ロダン。彼の愛と苦悩に満ちた半生を、「ラ・ピラート」の名匠Ｊ・ドワイヨン監督が重厚なタッチで描いた伝記ドラマ。

「考える人」の彫像で広く世に知られるフランスの彫刻家、ロダン。19世紀から20世紀にかけて活躍し、1917年にこの世を去った彼の没後100年を記念して、パリ・ロダン美術館の全面協力の下、その波乱の半生を描いた伝記映画がここに誕生。「ティエリー・トグルドーの憂鬱」の名優V・ランドンが、ロダンその人になり切って入魂の演技を披露。愛弟子である女性彫刻家C・クローデルとの情熱的で葛藤や苦悩に満ちた愛憎劇を物語の主軸に、ドワイヨン監督が、芸術家ロダンの知られざる素顔と内面に鋭く迫る。